息子の元義母から手紙が届いた。

ハルから電話がきた。
「おお～っ！」「おお～っ！」から始まって面白おかしく
久しぶりの会話をした。

ママ、結婚したんだよね、スーツとか着て出席したんでしょう？
感動した？ときくと「いや？」という返事。
今こけちゃったよというとフフと笑っている。
こけたよの言葉が動作をイメージさせたようすである。

２３日は、ハルのママの結婚式だった。

クリスマスプレゼントをママの実家に届けた息子のおかげで
ハルが電話をくれるという経緯になった。

家族中でハルはどうしたかなぁと心配していたので、元気な声に
安心した。

翌日、ハルのおばあちゃんから1通の手紙が届いた。
離婚時にいただいたことのある手紙の印象が悪く、またか～と
いう思いだったがそれは私の心の貧しさだった。

私より10歳は後輩の、息子の元義母である。

温かい手紙であった。
ハルのことを安心させる、そして息子の新しい家族を大事にするように
という配慮が充分含められた手紙であった。

必ず誕生日とクリスマスにはハルにプレゼントを送ってくれています・・と。
そこには、息子への感謝の気持ちが現れていた。

父親になった人にも、その家族にもハルは愛されて、優しいパパと楽しい
お父さん、二人の父親に恵まれてハルは幸せですと結んであった。

離婚したもの同士の再スタートを切ったこの2012は本当に記念すべき
一年だった。

これから手紙を書こうと思っている。