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a green hand

息子のチーズケーキ

 今日は、私の誕生日。
 友だちや、家族からのメッセージが届いた。
 
 朝、息子がやってきた。
 「誕生日おめでとう」と私の部屋に入ってきた。
 なんてうれしい子なんだろうとしみじみする。



 それに、チーズケーキを焼いてきてくれた。
 チーズケーキは息子がうちにいるときに私が教えた。

 うれしく幸せと感じた瞬間だった。
 ここまでの距離を運ぶためにラップがケーキにつかないような工夫がアルミホイルでなされていた。
 まさに男の子らしい仕事ぶりだなと思う。

 今日はとても忙しい一日で、お昼丁度から延々と続く新年会に参加し、疲れて帰ってきた。
 それから写真を撮り、コーヒーを沸かし、切り分けた。


 
 几帳面な息子のチーズケーキは、今回は真面目な味プラス優しさが感じられた。
 夫も、うまいといい、あんたと同じ味だと感想を語った。

 果たしてそうだろうか。
 私の味はもう少し頼りなくホンワカしていないだろうか?
ちょっとa green hand 的な弾けたような・・。

 しっかり焼いてあるケーキは、切る段階でも型崩れすることがなくきれいに切れた。
 お隣りの叔母さんと従兄弟にもおすそ分けをした。

 母も今回は食べて、旨かったと言いに部屋まで来た。

 なんということだ。私のチーズケーキは食べもしないで・・。

 どうして私のは食べないのにKのは食べたのと聞くと「固いからうまい」という。

 ちょっとショックな言葉だったが、息子が褒められたのだからいいとしよう。
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