a green hand

コーヒーゼリーその2



今朝、冷蔵庫を開けるとゼリーが足りない。
母が黙って食べるわけはないので、夫だなと。

初めてのコーヒーゼリーでは、気の無い返事でデミタスカップで作った私のゼリーを半分食べた。

「コーヒーゼリーその2」はデミタス用ではちょっと物足りず、普通の紅茶カップにした。
であるから一度に2個しかできない。
冷蔵庫内にデミタスのもあったのにそれを選ばなかった。

それに文句を言うわけではない。
超簡単な作り方でコーヒーを淹れる感覚なのだから。

しかし………。

「昨夜、コーヒーゼリー食べたの?」
「うん、美味かったよ」

夫の分も作ろうと思っていて紅茶カップもピンクのバラ模様と青のフルーツ柄にしておいたような気がする。
ような気がするだから一瞬、頭をかすっただけだったかもしれない。

しかし結果としては夫が食べた方はピンクのバラ模様。

私がフルーツ柄のカップで、食事後のデザートに食べた。

ミルクはロールシャッハテストみたいにゼリー上に流れた。
しかしロールシャッハテストで、本当にその人の病んだ性格が当たるのだろうかとブツブツ。



そういえば右側に夫の顔?
私の深層は?

食べて欲しくなかった?
一緒に食べたかった?

こんなところにロールシャッハ様を持ち出して、クレームがきそうである。
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