a green hand

曼珠沙華と金木犀の話




昨日、仙台に行く途中、黄色く実った稲を慕ってかシロサギがたくさんいた。
それと曼珠沙華が畦道や土手にたくさん咲いていた。

曼珠沙華というのは年代的には忌み嫌われる花であるように感じている。

何故か分からないがそうなのだ。

毒があるという人もいる。
薬に使うという人もいる。
不吉な花という人も
お墓に供えてはいけないという人もいる。

私の中にも不気味でとってはいけないみたいな昔の教えのような感覚がうっすらと残っている。
が、絵本で「花咲山」というのに出会った時、このお花は曼珠沙華ではないのかと思った。

子供が何かをじっと我慢した時に山にきれいに咲く花であると作者は言っていた。
その絵本に出会い悪い印象を払拭できた気もする。

真っさらな子供達の年代になるととても美しいお花のようであり、息子の悲惨な人生の時に写真に収め私に見せてくれたことがあった曼珠沙華である。

今年もどこからともなく現れてうちの庭に根付いた曼珠沙華が2本出てきた。
娘が夫とお墓まいりに行くという時、「曼珠沙華だけでいいよ」と娘が言った。

他のお花ももたせたが…。
それほどに都会から来た娘にはインパクトの強い宗教的なお花に見えたのではないかと思う。

昨日、金木犀は1日みないだけで満開になっていた。
このお花たちはこの時期全国一斉に咲くというが本当なのだろうか。

九州にも北海道にもこの金木犀は咲くのだろうか。

ご近所さんの金木犀は今、一斉に咲いている。
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