我々がいわゆる映像メディア(ゲーム・テレビ・映画など)を楽しむにあたって、「ギャップ」を持たせるというのは演出として非常に大事なものの1つだと思います。…いや、別になんかふと思ったのでそう言っただけなんですがw
例えば「かっこいい」を例にしてみます。例えば今、有名人でもまあかっこいい人いっぱいいますよね。歌手グループとかホストとかイロイロと。そういうかっこいい人がかっこいいことをしたり、よりかっこいい姿になったりしたら何かいわゆる黄色い声援が飛び交う、みたいなのあるじゃないですか?w
ただ私的にいうと、「かっこいい人」が「かっこいいことをする」のって、何かあまりに「当たり前」な気がするんですよね。いや、そりゃかっこいいんですよ。かっこいいんですが、そこまで強烈に印象に残るか?というと、そうじゃない気がします。ファンでもない限り、おそらくすぐ記憶からは消えると思います。
一方、かなり前になるんですが某テレビ局でスペシャル番組としてスポーツ系のチャレンジ番組がありました。(タイトル忘れた。司会が爆笑問題だったのだけ覚えてますw)何かクリアしてどんどん次に進んでいくと賞金が増えていくという形式で、それにとある3人家族がチャレンジしました。けっこう後半のステージまで進んでいって、まさに後がない!というところで長男の小学生がフリスビーを使ったゲームに挑戦しました。「……緊張な沈黙の中、真っ直ぐターゲットを見据えているその眼差し」みたいな解説が入ったりしまして。その時のその子の形相(ぎょうそう)ときたらメチャクチャかっこよかったですよ!今でも覚えてます。いわゆる普段は「かわいい子」が「かっこいい眼差しを見せた」のがすごく印象に残ったんだと思います。…まあ私が多少ロリコンなのもあるかもしれませんが(ぇw
「かわいい子」が「かっこいいこと」をする。これがいわゆる「ギャップ」です。
他に例えるならば、すっごい悪そうな人間がいきなり拳銃で人を撃ち殺したとします。それでも充分怖いんですが、でも「悪そうな人」が「人を殺す」って…やっぱり何か「当たり前」に感じちゃうじゃないですか?
さて、これを「いや~どうもどうも~」という感じですごいにこやかに笑っているような青年がいきなり拳銃で人を撃ち殺した、と変えるとどうなるか?「にこやかに笑っている人」が「人を殺す」と、その「ギャップ」によって恐怖感がより頭に焼きつき、印象に残りやすくなると思うんです。
あるいはそうですね…「バイオハザード」に出てくるような武装のしっかりした女性がすごい前向きな性格で、拳銃の腕前も抜群だとします。まあバイオだとそういうキャラじゃでないと困るでしょうが、これでもまあある意味「当たり前」です。ここをまあ例えば「前向きなんだけどネズミだけは大嫌い。いきなりネズミが出てきて「キャー!」と叫びながら撃ち殺そうとしてもノーコン(コントロールがない)な腕前で全く当たらず、むしろその流れ弾が普段は当たらない敵に当たっている」みたいなわけ分からん内容にすると…まあちょっと変えすぎたのでイマイチかもしれませんが「武装のしっかりした女性」が「ノーコンな腕前」という「ギャップ」も、おそらく印象に残りやすいのではと思います。
と、まあこんな風に人物を描くにおいて「ギャップ」ってインパクトを作る大きな役割を果たします。絶対使わなきゃいけないわけではないですよ。そこは勘違いしないでいただきたいですが、でも完璧な人間が何でもかんでもホントに完璧にこなせたら、何かつまらないでしょ?そこに「実は○○だった」みたいな「ギャップ」を持たせることでよりそのキャラが引き立つことになるわけです。もちろんギャップを使うのは人物に限らず、街の雰囲気、ストーリーとかにも使うのもいいかと思います。オリジナルの人物を自分なりに描いてみて「…なんか誰でも思いつきそうなキャラだな」とか「なんかフツーだな」とか思ったら、何でもいいので「ギャップ」を付けてみましょう。したらけっこう大きく印象の変わる人物が描けるかもしれませんよ。…もちろん私も考えなくてはw
例えば「かっこいい」を例にしてみます。例えば今、有名人でもまあかっこいい人いっぱいいますよね。歌手グループとかホストとかイロイロと。そういうかっこいい人がかっこいいことをしたり、よりかっこいい姿になったりしたら何かいわゆる黄色い声援が飛び交う、みたいなのあるじゃないですか?w
ただ私的にいうと、「かっこいい人」が「かっこいいことをする」のって、何かあまりに「当たり前」な気がするんですよね。いや、そりゃかっこいいんですよ。かっこいいんですが、そこまで強烈に印象に残るか?というと、そうじゃない気がします。ファンでもない限り、おそらくすぐ記憶からは消えると思います。
一方、かなり前になるんですが某テレビ局でスペシャル番組としてスポーツ系のチャレンジ番組がありました。(タイトル忘れた。司会が爆笑問題だったのだけ覚えてますw)何かクリアしてどんどん次に進んでいくと賞金が増えていくという形式で、それにとある3人家族がチャレンジしました。けっこう後半のステージまで進んでいって、まさに後がない!というところで長男の小学生がフリスビーを使ったゲームに挑戦しました。「……緊張な沈黙の中、真っ直ぐターゲットを見据えているその眼差し」みたいな解説が入ったりしまして。その時のその子の形相(ぎょうそう)ときたらメチャクチャかっこよかったですよ!今でも覚えてます。いわゆる普段は「かわいい子」が「かっこいい眼差しを見せた」のがすごく印象に残ったんだと思います。…まあ私が多少ロリコンなのもあるかもしれませんが(ぇw
「かわいい子」が「かっこいいこと」をする。これがいわゆる「ギャップ」です。
他に例えるならば、すっごい悪そうな人間がいきなり拳銃で人を撃ち殺したとします。それでも充分怖いんですが、でも「悪そうな人」が「人を殺す」って…やっぱり何か「当たり前」に感じちゃうじゃないですか?
さて、これを「いや~どうもどうも~」という感じですごいにこやかに笑っているような青年がいきなり拳銃で人を撃ち殺した、と変えるとどうなるか?「にこやかに笑っている人」が「人を殺す」と、その「ギャップ」によって恐怖感がより頭に焼きつき、印象に残りやすくなると思うんです。
あるいはそうですね…「バイオハザード」に出てくるような武装のしっかりした女性がすごい前向きな性格で、拳銃の腕前も抜群だとします。まあバイオだとそういうキャラじゃでないと困るでしょうが、これでもまあある意味「当たり前」です。ここをまあ例えば「前向きなんだけどネズミだけは大嫌い。いきなりネズミが出てきて「キャー!」と叫びながら撃ち殺そうとしてもノーコン(コントロールがない)な腕前で全く当たらず、むしろその流れ弾が普段は当たらない敵に当たっている」みたいなわけ分からん内容にすると…まあちょっと変えすぎたのでイマイチかもしれませんが「武装のしっかりした女性」が「ノーコンな腕前」という「ギャップ」も、おそらく印象に残りやすいのではと思います。
と、まあこんな風に人物を描くにおいて「ギャップ」ってインパクトを作る大きな役割を果たします。絶対使わなきゃいけないわけではないですよ。そこは勘違いしないでいただきたいですが、でも完璧な人間が何でもかんでもホントに完璧にこなせたら、何かつまらないでしょ?そこに「実は○○だった」みたいな「ギャップ」を持たせることでよりそのキャラが引き立つことになるわけです。もちろんギャップを使うのは人物に限らず、街の雰囲気、ストーリーとかにも使うのもいいかと思います。オリジナルの人物を自分なりに描いてみて「…なんか誰でも思いつきそうなキャラだな」とか「なんかフツーだな」とか思ったら、何でもいいので「ギャップ」を付けてみましょう。したらけっこう大きく印象の変わる人物が描けるかもしれませんよ。…もちろん私も考えなくてはw