●= プレイステーション『SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀』 =●
1998年10月22日に発売されました。当時の価格は、1,500円（税別）です。
低価格で提供する「SIMPLEシリーズ」の、記念すべき1作目です。
文字通り、最低限の内容で価格を極限にまで抑えたのが、このシリーズの特徴。今作については、それなり細かくルール設定ができましたが、対人戦は楽しめませんでした。
初回出荷数はわずか3万本ですが、追加受注により売り上げを着実に伸ばしていき、最終的には100万本以上を売り上げることに。プレイステーションでも珍しいロングセラー型のヒットとなり、ここからSIMPLEシリーズが根付いていくことになります。
何だかんだで、私も何作品か手を出したことはあります。初めて買ったSIMPLEシリーズは…テニスか、ブロックくずし系だったかな。なかでも印象的なのは、やはり『地球防衛軍』ですね。PS2ですけど。
今は、コストパフォーマンスのことを考えて、ダウンロード専用タイトルで展開されることが多くなってきたシリーズですが、明らかに”SIMPLE”じゃないレベルになってきているような気がします。まあ、そんなの『地球防衛軍』の時点でって話か（苦笑）
●= プレイステーション3『忌火起草（いまびきそう）』 =●
2007年10月25日に発売されました。当時の価格は、7,600円（税別）です。
チュンソフトが開発し、セガから発売されたサウンドノベルゲームです。
「ビジョン」と呼ばれる薬が若者の間で流行るも、入手したものは次々と焼死。災いに巻き込まれた主人公たちは、それを解明すべく、忌火起草の咲き誇る屋敷へと向かいます。
一枚絵としてCGや実写を惜しみなく使用し、サウンドにもこだわり、極限の恐怖を実現しています。しかし一方で、今までになかったボイス導入の試みが賛否を呼び、さらにシナリオ面でもあまり高い評価を得られませんでした。
翌年の2008年、補完するようにシナリオが追加された『忌火起草 解明編』がWiiのみで発売。PS3→Wiiという、珍しい流れでした。また、2012年にはiPhone/iPad向けにも配信されています。
少し興味がありましたが、結局買わずじまいでした。
「セガチュンプロジェクト」として、多くのサウンドノベルゲームを出していた時期ですが、全体的にあまり振るうわ無かったですよね。大絶賛された『428 ～封鎖された渋谷で～』も、売り上げは散々でしたし。なんかあれ以来、サウンドノベル作品がほとんど出ていないところを見ると、どうせ売れないって思っているんでしょうかね？
ま、インターネットが普及したこともあり、サウンドノベル系アドベンチャーはかなり弱い立場に。『ダンガンロンパ』ほどの強烈な魅力がないと、やっていくのは厳しいかもしれませんね。
1年目のこの日に取り上げたゲームソフト ：
10月19日 = ニンテンドーDS『音をつなごう! グンペイりば～す♪』（2006年）
10月20日 = スーパーファミコン『マジカルドロップ』（1995年）
10月21日 = ゲームボーイ『スーパーマリオランド2 6つの金貨』（1992年）
10月22日 = ゲームボーイ『クレヨンしんちゃん2 オラとわんぱくごっこだゾ』（1993年）
10月23日 = ファミコン『スーパーマリオブラザーズ3』（1988年）
10月24日 = ゲームボーイアドバンス『オリエンタルブルー －青の天外－』（2003年）
10月25日 = Wii『宝島Z バルバロスの秘宝』（2007年）
2年目のこの週に取り上げたゲームソフト ：
DS『スーパープリンセスピーチ』（2005/10/20）／ファミコン『桃太郎伝説』 （1987/10/26）
最近取り上げたゲームソフト：
前回（10月12日～10月18日） = GBA『逆転裁判』（2001年）／GC『くるりんスカッシュ』（2004年）
前々回（10月5日～10月11日） = SS『デッド オア アライブ』 （1992年）
前々前回（9月28日～10月4日） = PS1『beatmania（ビートマニア）』（1998年）
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