●= 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』新ファイター“ミュウツー”制作決定! 3DS版、WiiU版両方を購入した人向けの無料DL特典に =●
●= 「スマブラWii Uがスゴい50の理由」まとめ ─ 大会から ワールドスマッシュまで =●
※「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由」特設サイト
「50の理由」とは言っていますが、全て紹介していたら長ったらしくなりますので。
特に気になったポイントを軽くまとめます。
◆== 最大8人同時プレイ ==◆
Wii Uの性能だからできる、最大8人での大乱闘が実現!
ただし、一部のステージのみで楽しめる、特殊なバトル扱いになります。オンライン対戦は不可。
そして、8人プレイを考慮して、3DS版には無かった広大なステージが収録されています。広大なステージは、オンライン対戦では出現ひかえめになる、とのことです。
絶対、何が何やら分からなくなりそうですけど、ぜひ1回は試してみたいって感じですね。
◆== ステージの仕掛け ==◆
単にダメージを受けるだけでなく、ダメージ100%以上だと強制ミスとなるダメージ床「デンジャーゾーン」。
タル大砲を使って手前と奥を行き来できる、2ライン構成のステージ。
背景に、ファイターに応じた投稿が出てくる「Miiverse(ミーバース)ステージ」など、様々な仕掛けがあるようです。
3DS版より、ステージの収録数は多くなるみたいですよ。
なお、「Miiverseステージ」は発売後のアップデートで追加予定とのことです。
◆== Wii U版の「シンプル」 ==◆
分岐ルートを選択する形だった3DS版と違い、Wii U版では、テーブルに配置されたフィギュアのなかから相手を自由に選択して戦っていく「生き残りバトル」となっています。
時には、乱入者登場でフィギュアが増えることも。
また、2人プレイにも対応しています。(オールスターモードも2人プレイ可能)
全然”シンプル”じゃない気もしますが…まあ、1人や2人でサクッと楽しめる要素であることに変わりはないと思いますので。
◆== 新モード「ワールドスマッシュ」 ==◆
3DS版の「フィールドスマッシュ」に取って代わる、新モード。これは、最大4人で楽しめるボードゲームとなります。
自分のコマを進めて、ファイターを集めたりパワーアップをしていきます。他のプレイヤーと同じマスに止まると、全員で大乱闘してファイターを奪い合い!
最終戦は 集めたファイターの数がストックになる「ストック制」で勝負となります。
個人的には面白そうだと思うんですが…スマブラを遊んでいる人って、結局はアクションでの大乱闘を楽しみたいって人が多いと思うので、そういう人たちにのんびり楽しむボードゲームって、どうなんでしょうね?あまりウケが良くない気もしますが、そこは内容次第ってところでしょうか。
◆== 新モード「オーダー」 ==◆
「マスターハンド」と「クレイジーハンド」からの挑戦状!
専用のチケットを選択して、それに応じたミッションに挑むという新モードです。
「マスターサイド」は選択したミッションにサクッと挑戦してサクッと報酬ゲット。「クレイジーサイド」では、徐々に難しくなっていくミッションに何度でも連続して挑戦でき、きりが良いと思ったところでクレイジーハンドとバトル。倒すことができれば、報酬をガッポリとゲット。
「クレイジーサイド」のほうが難易度が高いぶん、報酬も高いです。
遊ぶたびにルールなども変わってくるということで、何度プレイしても飽きない作りになってくれていそうですね。
<ネタバレ注意!→>◆== マスターフォートレス ==◆
3DS版では、「シンプル」モードに一定以上の難易度で挑むと、最終戦に登場する”マスターコア”。
黒い霧が様々な形態に変身して、ファイターに立ちはだかってきますが、今回は新たな形態として「マスターフォートレス」というのが登場。
いわゆる、マスターコアから生まれた巨大なステージを探索する形になります。はたして、何が待ち受けているのでしょうか…?
<←ネタバレ注意!>
上記は、公式で思いっきり出た内容ですけど…個人的に、3DS版を遊んでいない人にとって明らかに楽しみを削ぐネタになりそうだと感じたので、ネタバレ扱いにしました。
個人的には楽しみですが、いかに公式とはいえ、なんか超えちゃいけない一線というのはある気がします。
◆== 対応コントローラ ==◆
は、以下の通りになります。
Wiiリモコン
ヌンチャクスタイル
Wii U ゲームパッド
クラシックコントローラ
クラシックコントローラPRO
Wii U PROコントローラ
ゲームキューブコントローラ
ニンテンドー3DS(大乱闘モード限定)
ゲームキューブコントローラで遊ぶには、同日に発売される専用の「接続タップ」が必要になります。
ちなみに、接続タップを2つ接続して、ゲームキューブコントローラだけで8人対戦とかもできるみたいですよ。
ただし、USB差込口が接続タップ1つにつき2ヶ所必要になります。Wii U本体には2つしかなく、他のことにUSB差込口を使っている人もいるかと思います。
そういう場合は、差込口を増やす「USBハブ」をご利用ください。せっかくなので上の画像で、私がWii Uに使っているUSBハブを宣伝しておきます(笑)
あと、任天堂ライセンス商品として、Wiiリモコンに接続するタイプのゲームキューブ風コントローラも、同日に発売予定。
「ゲームキューブコントローラが良いって言うけど、持ってないしな~」とか「わざわざ接続タップ買うのわな~…」という人は、こちらを検討してみてもいいかもしれませんね。
◆== インターネット対戦 ==◆
こちらでも、チーム戦で2人での接続が可能になっています。
フレンド限定で、ボイスチャットも可能。選択画面や結果の画面で利用できますが、対戦中は利用不可。もちろんON/OFFできます。
さらに、発売日には間に合わない模様ですが、大会モードを収録予定。『マリオカート8』のように自分で大会を主催することができるみたいですよ。
◆== ゲームパッドでデコレーション ==◆
+ボタンで一時停止するなどして、撮影する場面になると、Wii Uゲームパッドでラクガキが可能に。
これでデコレーションして撮影すると、一味違うものが生まれそうですね。
◆== ステージ作成 ==◆
Wii版でも収録されていた、オリジナルステージの作成。
今回はWii Uゲームパッドに線を描いて、壁や床といった地形を、自由な形で作れるようになりました。
『リトルビッグプラネット』でも似たようなことは出来ますけど、タッチ操作で作れるというのは大きいですね。利便性が高まり、ステージ作成がより楽しくなるでしょう。
なお、発売日には実装できないそうですが、作ったステージやカスタマイズキャラなどをフレンドとやり取りできる機能も、後に実装する予定だそうです。
◆== ミュウツー ==◆
以前、3DS版とWii U版の両方を購入した人向けに、サウンドトラックCD(全72曲)をプレゼントするというお話がありましたが、それに加え、新たなファイターとして制作することになった「ミュウツー」も、両バージョン購入者が無料ダウンロードできるものになるそうです。
今回は「制作決定」したというアナウンスなので、完成はまだまだ先。2015年春に完成の予定だそうです。
あえて「無料ダウンロード」と言っているので、片方しか持っていない人は有料コンテンツで提供とか、ありそうですね。
ま、1キャラ2キャラくらいは、そういうのがあっても良いかもしれません。やりすぎたら、非難のマトになるでしょうけど。
◆== その他についてザザーッと ==◆
・ピットが特定の場所でアピールをすると、会話が流れる「スマッシュアピール」。Wii版でスネークに実装されていたものと同じようです。『スターフォックス』メンバーによるスマッシュアピールもあるみたいです。
・ステージギミックとして『ゼノブレイド』の”黒いフェイス”が登場。倒すこともできます。
・ステージギミックとして登場する『メトロイド』シリーズの「リドリー」。攻撃を与えると仲間になってくれます。倒すとポイントゲット。ステージの仕掛けでエネルギーを蓄えて「黒リドリー」にパワーアップすることも。
・コイン制/体力制/スペシャル乱闘/トーナメントが復活。
・アイテム量の調整が可能です。(3DS版は不可)
・流れる楽曲の確立などを自由にカスタマイズできる「オレ曲セレクト」。メニュー画面のものにも可能となりました。
・曲数は3DS版の約2.5倍。3DS版のものは、ほぼ収録しているそうです。
・爆弾を飛ばして的を破壊する「スマッシュボンバー」は、2回目の爆弾が大きくなり、さらに3つのステージ収録。
・競技場モードにある「組みて」「スマッシュボンバー」「ホームランコンテスト」は全て、最大4人で楽しめます。「ホームランコンテスト」に限り、2人で協力して挑戦することも。
・フィギュアがテーマごとに展示される「フィギュアボックス」という新要素。テーマごとのコンプリートを目指してみましょう。
・フィギュアを自由に配置して写真が録れる「撮影スタジオ」。フィギュアのサイズなんかも自由に変えられるようですよ。
・フィギュアゲットのミニゲーム「フィギュアラッシュ」も、2人同時プレイが可能に。
・参戦キャラクターの原作をちょこっとだけ楽しめる「名作トライアル」が収録。そのままバーチャルコンソール版を購入することもできるそうですよ。
◆== まとめ ==◆
ま、これでWii U版の全容が明らかになったって感じですね。
個人的に一番驚けたのは、ステージ作成かな。タッチペンでスイスイーっと書くだけで地形がポコッと出来上がるのは、触っているだけでも楽しそうですし、こういうのに慣れていない人でも作りたくなりそうだと感じました。
あと、3DSがコントローラとして使えるのは、なかなか良い強みになるかもしれないって思いました。確かに操作面では他のコントローラに敵わないところがあるかもしれませんが、操作がどうこうという以前に、持っている人が多いですからね。状況に応じて、利用しない手は無いって感じです。ましてや、8人対戦ができるようになったんですから。
その一方で、他にも色々な新要素にあふれていましたけど…正直、どれも「スマブラをより盛り立てるもの」であって、何か新しいものに挑戦している!って感じる要素は、無かったかな~と思っちゃいました。
いや、楽しそうだとは思えますけどね。もうちょっとこう、挑戦精神が見たいのですよ。何せ、Wii Uそのものが不調である現在。それこそ、3DS版にもWii版にもない強力な魅力というのが必要だったと思うのですが…わりと、安定した進化をしただけに留まったって印象です。
もちろん、性能的には3DSよりWii Uのほうが断然上なので、例えばインターネット対戦が快適に楽しめそうとか、そういうレスポンスの良さなんかも魅力になるでしょうけど…それはまあ、ゲームについてよく調べている人くらいしか注目しないポイントなので。その点だけでWii U版の個性というには、苦しいですよね。
はたして、今回の「50の魅力」を見て、あなたは購入意欲が上がったでしょうか?下がったでしょうか?
私はどちらにしても購入しそうな気がしますが、言うほど上がらなかったというのが正直なところ。
とはいえ、Wii Uにとって大型タイトルの1つ。年末商戦のカギになるタイトルなので、ぜひ、色々な人に楽しんでほしいです。