セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

ゲームの思い出たち vol.1『ドラゴンクエスト』シリーズ・前編

2009年09月05日 09時41分36秒 | 【旧】コンテンツ集
ゲーマーなら誰しも持っているであろう、ゲームの思い出。
思い出があるからこそ、ゲームは愛され続け、親しまれ続け、そして同時に、拒み続けられもするのです。
(生意気にも、詩人っぽく)


さて。何か気軽に続けられそうなシリーズとして、こんなものを始めてみます。「ゲームの思い出たち」です。

常に新作のインプレッションを書いていたり、「シリーズ作を改めて評価してみる」シリーズでも評価を書いたりしていますが、あのように客観的できっちり作品を評価するというよりは…もっと主観的でくだけた内容にしてみたいと思います。
もちろん面白い面白くないもありますが、あれが印象的だったとか、あれがトラウマだったとか…いわば、ざっかけない思い出話みたいな感じです。メジャーな作品もマイナーな作品も扱っていきます。

自由気ままに書くうえに、かすかな記憶を頼りに書くことが多いので、内容が実際と異なることがあると思います。極力、調べるようにはしますが、その点はご了承ください。
また、そこそこネタバレ注意になります。ネタバレありの場合は、文字を背景色にして掲載します(それでもかすかに見えますが…)ので、見たいかただけ、マウスでその範囲を選択してご覧ください。知らない作品だと、人の思い出話を見ても面白くないでしょうから、そういう時はネタバレも含め、無視してやってください(笑)



さて。そんな第1回は、国民的RPGとしてすっかり有名な『ドラゴンクエスト』シリーズでいきましょう。


◆『ドラゴンクエスト』シリーズを知ったきっかけ
まだ、据え置き型ゲーム機を持ったことのなかった小学5年生ごろ…。その頃は、友達の家に遊びに行っては、スーパーファミコンのゲームでワイワイしていたものです。
で、息抜きに友達のRPGプレイを見ていたりしたんです。その時、初めて『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』を知りました。

しかし。当時の私はRPGが全く好きではありませんでした。というのが…「メラ」とか「ホイミ」とか、何のこっちゃ分からないし、覚えるのが面倒くさいと感じたんです。あの頃のドラクエは、まだゲーム内で説明書きがなかったですからね。
それだけで、一気に難しそうなジャンルという印象を感じてしまったんです。で…難しそうと思ってしまうと、全部が難しそうに見えちゃうものです。なので、その時は見ているだけで、プレイしたいとは微塵も思わなかったものです。


◆『ドラゴンクエスト』シリーズ初プレイ
小学6年生の頃にスーパーファミコンを買ってもらい、気になっていたタイトルをしらみつぶしに遊んでいたわけですが…その一方で、友達の家に行って遊ぶことも繰り返していました。
で、ある日、友達の『ドラゴンクエストVI 幻の大地』のプレイを見たんですよね。「へぇ~、説明が全部出るんだね」ということに感心。「終わったら、貸そうか?」と友達に言われ、う~ん…と悩んでいたり。

確かこの頃は、『MOTHER2』をプレイ中だった…ハズです。RPG嫌いの私でしたが、『MOTHER2』がRPGをプレイするきっかけになったのは、ブログでも何回か言ったことがありますね。で、まあ…クリアした時の次のRPGとかは、特に考えてはいなかったんですよね。
そんなわけで、友達からソフトを借り、ついでで攻略本も借りてプレイしてみることに。そんな『ドラゴンクエストVI 幻の大地』が、私の初めてのドラゴンクエストシリーズでした。


◆『ドラゴンクエストVI 幻の大地』の思い出たち
親切に作られているおかげで、基本は特に迷うことなくストーリーを進められていました…が。

<ネタバレ注意!→>下の世界のレイドック城で、貴族の服を購入・装備して王子になりすますことで、城に入れる<←ネタバレ注意!>という場面がありましたが、当時は城への入り方が全く分かりませんでして…。かといって、即、攻略本に頼るのは面白くないので、とりあえず、近くにあったダンジョンでモンスターを狩りながら考えてみることにしたわけです。ちなみに、そのダンジョンではメタルスライムがいたので、レベルが意外にスイスイと上がっていきました。
しかし、時間が経てど、全く攻略法が浮かばず…最後は、確か攻略本を見てしまったと思います。

そして、その頃にはなんと、メンバー全員がレベル40台になっていました!(笑)(※推奨レベルは、確かレベル15くらい?)

そこからというもの、今まで止まっていた分、速く先を知りたい一心で…戦闘は全部、逃げていました。レベルが高いですから、ほぼ100%逃げられましたよ。それが、まあ中盤くらいまでなら分かりますが、たぶん最後の最後までずっと逃げてました(笑)
私のRPGスタイルの1つとして、終盤のザコ戦は逃げまくる、という習性があります。強力なラスボスのために温存しておきたいという考えと…普通に強そうなので面倒くさそうだという理由です(笑)逃げそびれて受けたダメージは、薬草で即回復。その繰り返しで、結局まともな戦闘することなくラスボスまでたどり着いたものです。

で、逃げまくっていたのが仇になったのか、ラスボスはけっこう苦労しましたね…。ちなみに<ネタバレ注意!→>第3形態<←ネタバレ注意!>まであり、一番最後がやっぱり一番苦労しましたね。途中のヤツはそうでもなかったんですが…。
<ネタバレ注意!→>「ひだりて」にザオリク<←ネタバレ注意!>を使われた時の絶望感とか…もうアホかと思いました(笑)

しかし、何回か挑戦してラスボス撃破で、ひとまずドラクエVIはクリアできました。攻略本は…地図代わりで使っていたという感じでした。むしろ攻略としてより、ただ気ままに読むことのほうが面白かったりしたものです。
ちなみに、隠しダンジョン・隠しボスは攻略していません。というか、ドラクエシリーズで隠しダンジョンに行ったことがありません。だって、隠しは隠しであって、メインシナリオだけでは物足りない人のためのものだと思っているので。私は、本編のラスボスが倒せただけで、大満足です。…いいよね?(笑)


長くなりそうなので、次回に続きます♪


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4 コメント

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たしかRPGを好きになられた下りって (グルグル)
2009-09-05 10:37:20
それまでRPGを喰わず嫌い(?)してたけど「MOTHER2」に出会ってハマって
みたいな感じでしたっけ。うろ覚えで申し訳ないですが。
>メンバー全員がレベル40台
おいおい どんだけ考え込んでたんだよと(笑)
経験値が大量に入るといってもレベル上げすぎ(笑)

それにしても、その“RPGが好きになれない”という考え方は別にpartygameさんだけが持っていたものではない(?)と思うんですよね。たぶん。
自分も、少なからずそういう感じに思ったことがあったような(?)気がします。
しかし、それを見事に打ち破ってくれたのものが「ポケットモンスター」でしたね。
当時は衝撃的で、「ドラゴンクエスト」とはまた違ったRPGの魅力にドップリ浸かってました。
というわけでRPG喰わず嫌いのひとにポケモンを大いに推奨(笑)。変な宣伝・話題そびれて失礼。
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おおむね、そんな感じです (partygame(管理人))
2009-09-05 20:27:07
>グルグルさん
まあ、当時に関しては、確かに食わず嫌いでしたね。まだまだゲームの世界に対して知っていることもわずかでしたし。(メーカーなんてほとんど何も知りませんでしたよ)

>>どんだけ考え込んでたんだよと(笑)
そりゃもう…ね。むしろ途中から少し諦めモードにも入っていましたし(笑)
だったら、さっさと攻略本を読め、という話ですね(笑)

>>“RPGが好きになれない”という考え方
RPGに限らず、好きになれないジャンルというのは、各自あるものでしょう。今回の話のように食わず嫌いなものも多いですし、むしろ食ってみて合わないと思うものもあるでしょうし。洋ゲーは、日本人は苦手が傾向がありますが、それもまあ1つの食わず嫌いと言えるんじゃないですかね。
ちなみに私は、リアルタイムストラテジーという類は、いくつかやりましたがやっぱり苦手です。ゲームで、そんなに頭をフル回転させたくないです(笑)
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Unknown (victor)
2009-09-05 21:02:04
レイドック城のイベントでは街の人々の話を聞いて回ると
いくらかヒントが得られた気がしますが、最終的な解を導き出すには
プレイヤー自身の発想が試されるという感じでしたね。
なかなか盲点を突いてくるイベントだけに、
自力でクリア出来た時は達成感も大きかったです。

「転職システム」や「とくぎ」なんかも『VI』の特徴ですが、
「最終的にはキャラクター毎の個性がなくなる」とか、
「MP消費なしの特技(ハッスルダンス等)が便利すぎる」といった意見をよく聞きます。
個人的にはプレイヤー側でキャラに役割を与えるとか、
ある程度の制限を設ければと思うのですが、
partygameさんはどう思いますか?
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個性の作りどころ (partygame(管理人))
2009-09-05 21:47:14
>victorさん
少なくともドラクエVIにおいては仰るように、職業によって基本的には覚えたい特技が覚えられたため、全員が全く同じタイプになるということもあり得たと思います。
まあ…むしろそこまでいきますと、それはそれで「グループ」としての個性がありますけどね。他のプレイヤーとは違う自分なりのパーティなわけですから。

プレイヤー側で制限するというのは、まあ…できる人はできるんでしょうが、普通は考えにくいですね。
ユーザー側としてはそのゲームをただ純粋に遊びたいという姿勢であることがほとんどで、無条件でプレイそのものに制限を付けようと思うのは、上級者の考えだろうな~とは思います。
ですから、「個性がないから、オレが個性をつけてやる!」という考えではなく「(ゲームそのものの時点で)個性がないのがイヤだ」という考えになるわけです。
もっとも、IXのようにアバターで見た目の変化が出てくると、少しは個性を主張したいという考えが出てくるかもしれません。

まあ、ドラクエにおきましてはVI意外でも、IIIとかもパーティは一から自分で作りますし職業があるしで、個性が作りづらいとは思います。逆にIVのように、各キャラごとに章があって、キャラの存在や個性が立っているものもあります。
そこの好き好きは、最終的には好みの問題でしかないでしょうね。個性を求めすぎても、それはそれでマニアックな路線に感じてしまいますし…。
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