セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

15年前のブログを振り返る Part4(アニメと実写の違い)

2020年05月10日 19時06分45秒 | 【旧】15年前のブログを振り返る

ブログ15周年企画の1つとして連載中の「15年前の自分のブログ記事を振り返ってみる」です。



◆== Part 4 ~ アニメと実写の違い ==◆
(2005年5月6日の記事)


ゴールデンウィークも終わっちゃいましたね…。
あ、続いてる人はまだ続いてるのよね。
まあ私も今日が終われば、また土日休みですが…。
さて昨日、ブログに掲載する前の出来事だったので昨日書きたかったんだけど、
もったいなくて書けなかったことを。

朝。9時頃に目が覚めまして、朝食を食べにリビングへ行くと…。
よく教育テレビなどであるような、子供が並んでいるシーンが…。

……コロスケ!?


な、なんでこの時間に、しかも、
実写に溶け込んでない、妙に3Dチックなコロスケが!
普通の子供たちの中に混じって!

どうやらこどもの日特別企画として放送された、

実写版キテレツ大百科


だったそうです。
正直、登場人物あんまり覚えてないけど、見てた記憶はあります。
ちょっと懐かしかった…。

そういえば、実写版になったことのあるアニメって結構ありますよね。
鉄腕アトムしかり
ルパン三世しかり

…なんでマイナーなヤツを覚えてないんだ、私は?



しかし、やっぱりアニメと実写の壁は大きい。
実写化して良かったと思えるアニメ作品て、あるのでしょうか?
もしあるとしたら、その内容が、アニメより実写向けだったということになりますけど、
もともと実写化を目指してアニメを作ってる訳じゃありませんから、
たいていは違和感を覚えますよね。


これは、今のゲーム業界にも多少通ずるところがありますね。
昔のような、2Dのアニメーションで動かしているゲームは極少なくなり、
最近では、リアルを求めて、3Dの表現方法が多くなってます。
しかし、2Dから3Dに表現方法を変えて、

どれだけのゲームが失敗してきたか


やっぱり何でもかんでも3Dにすれば言い訳じゃない!
ユーザーもクリエイターももちろん分かってる!
けど、3Dから2Dに戻すのは、どうしても抵抗がある…。
今、2Dを売りにしている名作といえば、私の知ってる限りでは、
メタルスラッグ
スーパーロボット大戦

シリーズRPGでは
サモンナイト
そん位しかないですよ。
たぶん他にもあると思いますけど…。

ちなみにメタルスラッグシリーズですが、かなり前に、

メタルスラッグの3D化


という極秘情報がありましたね。
日本では発表されてないし、進展もないようだから、
中止になったのかな?
なったらなったで良かった。

あんなメタスラ、誰がやりたいと思うか!


…今日はちょっと辛口かも。
メタスラを知ってる人はどう思うか?
できればコメントいただきたいですね。
では。



◆== 今の私が感じること ==◆

アニメの実写版に違和感を覚えるという話から、ゲームで2Dグラフィックから3Dグラフィックへ移り変わっていることに対する思いを話すという流れに。

この頃の私って、2Dから3Dに移り変わっていく流れに”とても”否定的でした。
特にこの時代って、今のインディーズゲームように「レトロな見た目でも楽しければいいじゃん」という感じではなく、本当になんでもかんでも3Dにしていた時代でしたのでね。

元々から3Dのシリーズ作品は全く問題ないのですが、もともと2Dグラフィックから始まった昔からのゲームで、それが3Dに変わった時に、どうしても違和感を覚えていたのです。それこそ『スーパーマリオ64』でも、その考えは変わりませんでした。
例外があるとしたら、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』とかかな~。
それでも、そうやって上手く変化できたシリーズ作品って、ほんの一握りだと思っていたものです。



※参考画像を引用※

あと、一例に出している『メタルスラッグ』の3D化について。
2006年にPS2で発売されたもので、タイトルはそのまま『メタルスラッグ』。グラフィックが3Dになり、いわゆるTPS(三人称視点でのアクションシューティング)で、『魂斗羅』シリーズに近い感じですね。

会話にキャラクターボイスが付いているほか、メタルスラッグの”改造”という概念もあります。

1つのゲームとしてみれば、これはこれでアリという意見も多かったようですけど、やっぱり成果・評判ともに決して良いとは言い難いものに。
現在、シリーズで唯一の3Dグラフィック作品として、ひっそりと名を残しています。
今の私は、昔と比べれば「2Dに執着している」って感じではないので、案外、今プレイしたら受け入れられたりして…。まあ、PS2が無いわけですけど(苦笑)


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2 コメント

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Unknown (名無しさんチーム)
2020-05-10 23:12:23
やはりメタルスラッグはドット絵の限界に挑戦してる感じが良いって思いますねー。
ドット絵でアニメ描くのとポリゴンでアニメ描くのではだいぶ作業に違いがありますよね。
1コマ1コマドットを打つ手間と比べたら一度モデリングと骨入れしてしまえば、あとは自由にグリグリ動かせるポリゴンの方がラクですからねー。
とは言えハードの進化に伴いモデリングコストも跳ね上がって小さい会社はついていけなくなりましたが、最近はアンリアルエンジンみたいなソフト使って豪華な3Dゲームを簡単に作れるようになってますねー。
簡単といっても2Dよりお金がかかるので中々大変でしょうが…
返信する
> 名無しさんチームさん (partygame(管理人))
2020-05-12 20:00:05
『メタルスラッグ』は、シリーズ通して楽しませてもらった身だったので、どうしても当時、3D化が受け入れられなかったですね。
今ならまだ…とは言いましたけど、もし『メタルスラッグ8』が誕生するとしたら、やっぱりドット絵がいいです(苦笑)

>> 簡単といっても2Dよりお金がかかるので中々大変でしょうが…

ゲームとして磨きをかけることに力を入れられていた昔と違い、今はまず、とにかくグラフィックの作成に多大な時間とお金を要するようになりました。
インディーズゲームでも、ハイクオリティなものが出てきていますので、2D3D関係なく、なかなか昔のようにはいかなくなっているでしょうね。

とはいえ、大ヒットした『undertale』は、別にグラフィックの素晴らしさを推している作品ではありません。
グラフィックが全てではないってことは、昔から変わりないと思いますので。あまり周りを気にしすぎないっていうのも、大事かもしれませんね。
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