2ちゃんねるの危機

ユーザーショック…２ちゃんねる、再来週にも強制執行
（ZAKZAKさんより）

さてさて。現在全国に1000万人はいると言われている2chユーザーですが…まあ何とも難しいですね…。このいわゆる電子掲示板サイト、しかも大抵は匿名での展開であるこの2chは、まさに自由の国と言えるべき場所。それにより今まで誕生し得なかったものがいろいろと生まれました。…いいものも悪いものも。

せっかくなのでもっと細かく突っ込んでみる。Wikipediaデータによると、利用している年齢層は、

・10代…20.0％
・20代…15.0％
・30代…30.7％
・40代…21.9％
・50代以上…12.5％

となっており、意外に20台が少なめななんですな。
そして特徴といえる「名無し」の存在。それこそ最初の頃はちゃんと名前を入力してたのかもしれませんが、今となっては名無しで当たり前。それによって、

・メールアドレス欄にもメールアドレスが書き込まれないことが多い
・敬語がほとんど使われない
・ハンドルネームをつけた人間が叩かれる

といった傾向になっています。１番目はまあ確かに納得ですが、私がいつも問題にしてる２番目。正しいことを言ってたら、敬語じゃなくてもいいのか？と散々言ってます。もちろん逆に、じゃあ敬語を使っていれば何を言ってもいいのか？というと、それも違います。私は公に発言するという中では「常識」と「敬語」の両方を兼ね備えてるのが当たり前だと思ってますんで。

まあそんなこんなと言ってはいますが発展はしていき、どうやら特に知名度が跳ね上がったのが2000年に起こった「西鉄バスジャック事件」からみたいです。しかし、存在はしてるものの伸びているか？というと実はそうでもないらしく、世界アクセスランキングは回を重ねるごとに落ちているそうです。
しかも訴訟が後を絶たない状態みたいでして…そしてついには上記に取り上げました記事のような出来事が訪れた、と。


ただ個人的見解としましては、もし現状況で2chがなくなるとどうなるか？考えたくもないですが…言うなれば今まで住んでいた「巣」がなくなるわけですから、当然他の巣を探すようになるでしょうね。…一般のブログとか。mixiとか。まさかこれがきっかけで誹謗中傷の書き込みをやめようなんて思う人間がいるか？というと、ほとんどあり得ないでしょう。まだ今までは「巣」の中でまとまった活動だった(たまに巣の外でも誹謗中傷を重ねる悪行もありますが)2chですが、巣がなくなってしまった場合は新しい巣を追い求めるのが人間として当然の心理でして…これがネット業界に悪影響をもたらされなければいいんですがね…。