セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

15年前のブログを振り返る Part10(隠れた名作に弱い私)

2020年06月10日 20時08分03秒 | 【旧】15年前のブログを振り返る
ブログ15周年企画の1つとして連載中の「15年前の自分のブログ記事を振り返ってみる」です。



◆== Part 10 ~ 隠れた名作に弱い私 ==◆
(2005年5月26日の記事)


いイネ~。半熟英雄4実にいイネ~。
今日は「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION 1 」を、

またもフライングで


購入しますです。
金は……ギリギリなんとか……。
早く「グランディアII」をクリアして、糧にしなくちゃ。
まだ高く売れるとこありますからね。

さて、そんな今日はこんな話を。



様々なゲームソフトをプレイしてきた私ですが、
中には、おそらく誰も知らないだろうけどおもしろかったゲームというのもありますよ。
例えば、「ZERO ONE SP」というソフト。
ゲームボーイアドバンスで、フウキと言う会社が発売した、
SFアドベンチャーです。知らないでしょう?
ちなみにこれ、同社が同ゲーム機で発売している「ZERO ONE」の拡大版みたいなモノで、
この時は、何を売りにしているかよく分からなくてあまり興味を引かなかったんですが、
SPになって、キャラクターデザインの変更やシナリオの追加などがあり、
急に欲しくなってしまいました。
もちろん発売日に購入しました。覚えのない特典CDが付いてきたりして。
したら、すごく良かったですよ!!
基本的にアドベンチャー系は結構好きですし、ミニゲームが何かたくさんあったり、何かストーリーも私好み…。
しかし、発売日にいろんな大作が重なった(何かは覚えてないが)せいか、
売上ランキングには30位以内にも入ってませんでしたね…。
こういうのを、「隠れた名作」って言うんですね!!…と改めて思いましたです。
ただし、少し流血シーンもあったりするので、
そういうのがダメな人は控えたほうがいいかも。



他には、「約束の地 リヴィエラ」というソフト。
同じくゲームボーイアドバンスで、スティングと言う会社が発売したRPGです。
これも、セガサターンで以前に発売したことがあるらしく、
その頃から「隠れた名作」と言われてたそうですね。
世界観とキャラクターに一目惚れ☆
たまたま金のなかった時期だったので、発売して半月後に購入。
しかも中古。

しかも30分しかやってない!!


ちょっと不安が頭をよぎりました…。
しかし、同時間ほどプレイして、

不安は一気に吹き飛びました!!


世界観やキャラクターももちろん良かったですし、
戦闘でキャラクターが意外によく動いてたのにも感心しましたし、
戦闘でボイスが大量発生するのもビックリこきましたが、
何より、曲が素晴らしすぎる!!
私は基本的に、神秘的で、ちょっとエコーかかってる曲が最高に好きなんですが、
そんな私が生涯(といっても20年しかないが)で稀に聞く名曲の数々でしたよ!
あまりにも神秘的な曲ばかりで、たまに途中で寝てたりもしました。
携帯機なので、どうしても多少音が割れた箇所もありましたが、
これがテレビゲームのほうで聞けたら、

酔ってとろけてしまうかも



あとキャラクターは、子供で、ほどよくかわいい男の子とかが大好きです!

まるでロリコン…


……さすがにそれは冗談ですが、まあともかく、
私の好みにここまで合ったゲームは滅多にありませんでしたよ!!
みなさんも騙されたと思って、余裕があるなら購入してみて下さい。
まだそんなに値が下がってないんでね。
ただし、同ゲームソフトに関する、

苦情や抗議は一切受け付けませんのであしからず




とまあこんな風に、大作に隠れて名作というのはあるもんです。
みなさんのめぐり合った「隠れた名作」がありましたら
是非コメントで送ってきてみて下さい!

ではでは、したらな~。





◆== 今の私が感じること ==◆

今では完全な禁じ手となっている「フライング購入」ですけど、このころの私は、普通にやっていたんですよね…。
いわゆる、行きつけの小さなゲームショップがあって、仲良くさせてもらっていましたので。


ま、それはさて置きまして。
今でも、山とあるインディーズゲームのなかから、自分にとっての「隠れた名作」を見つけると、嬉しくなるもの。昔も今も、それは変わりありません。
それこそゲームボーイアドバンスの頃くらいから、ようやく自分で自由にゲームソフトを買える状況になっていきましたので、気になったものに遠慮なく手を出せるように。
そういうなかから、「有名じゃないけど面白い作品」というのが見つかると、嬉しいんですよね~ホント。もちろん、面白くなかった作品もあったと思いますけど。



※参考画像を引用※

この記事でピックアップしたうちの1つ『ZERO ONE SP』は、いわゆる選択肢を選んで進めていくテキストアドベンチャーゲーム。現代のようでいて、わりとSF要素が絡んできます。
全部で4種類の物語に分岐していくことや、多数のバットエンディング。途中、アクセントとしてミニゲームが発生することがあったりなど、わりとこだわりをもって作られていました。

「超能力」など、そこそこ非現実的な要素もあったりしましたが、個人的には気に入りました。
一部、お色気シーンやグロテクスな表現もあります。CERO審査をしていたとしたら、「C」くらいになるかな。

今、amazonで売っているか調べてみたら、なんと中古でも1万円以上というプレミアソフトに。
まあ、数自体が少なかったでしょうからね。



※参考画像を引用※

そして、もう1つ。『約束の地 リヴィエラ』は、PSPでもリメイクされたくらいなので、まだ有名なほうかと思います。
絵本の中の世界を歩いているかのような、緻密なグラフィックと幻想的な音楽。キャラクターデザインは、原作となるワンダースワン版よりも馴染みやすいものになり、バトル中にはキャラクターボイスも追加。ゲームボーイアドバンスのタイトルとしては、かなり意欲的な仕上がりになっていました。

主人公は男の子で、他の仲間がみんな女の子なので、いわゆる「ハーレム」的な意味でネタ扱いされることがあるみたいですけど、当時プレイした私は、そんな感覚なかったですね。
それくらい純粋に楽しめました。


※参考画像を引用※

PSP版では、グラフィックも音楽も、さらにパワーアップ。
ただし、初期版はロードが頻繁に入るそうなので、買うなら、廉価版である「SPECIAL EDITION」のほうをオススメします。


なお、今作は続編を制作する話もあったそうなのですが、ディレクターが、完全新作の開発に取り組みたいという理由で断ったそうです。
以後、世界観のみを引き継いで『ユグドラ・ユニオン』や『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』といった新作が生まれていくことになります。

なかでも『ユグドラ・ユニオン』は定期的に移植されており、今年はニンテンドースイッチ版が発売されています。
でも、リヴィエラの続編も、遊んでみたかったな~…。


あと、どうでもいいことを1つ。
「まるでロリコン」とか口走っていますけど、男の子なので、この場合は「ショタコン」ですね。
恥ずかしいうえに間違っているという(苦笑)



↓↓外部リンク↓↓
『約束の地 リヴィエラ』ワンダースワン版の公式サイト
『約束の地 リヴィエラ』ゲームボーイアドバンス版の公式サイト
『約束の地 リヴィエラ』PSP版の公式サイト


↓↓購入はこちら↓↓





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2 コメント

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Unknown (名無しさんチーム)
2020-06-10 21:35:45
隠れた名作かぁ…
ドリキャスの「ナップルテール」が思い浮かびました。
アクションゲームなんですが、独特な世界観と素敵な音楽の不思議なゲームです。
あんまり売れなかったんですが、遊んだ人は高評価なゲームなんで、隠れた名作かなぁ…と。
返信する
> 名無しさんチームさん (partygame(管理人))
2020-06-11 21:26:21
>> ナップルテール
初めて聞きました。まあ、私はドリキャスのタイトル、ほとんど遊べていないので…。
セガが発売ということでしたら、いずれ復刻してくれないですかね~。
返信する

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