週一ゲームアナリシス vol.9 - 開けにくいパッケージ

まあ、ゲームに限ったお話ではありませんが。


◆-- 一例 --◆


ニンテンドーDSやWiiのパッケージが開けにくいのは有名ですね。

ビニール包装を剥がすためによく付いている「切れ込み」…と言ったらいいんですかね？あれが付いていないため、開けるのに工夫が必要です。私は、パッケージの開け口の”くぼみ”に爪かタッチペンで穴を開けています。慣れちゃったので気にならなくなっていますが、初めてDSやWiiを購入された人にとっては、面倒に感じるでしょうね。初めてじゃなくても面倒でしょうけど。


あとは、Xbox360のマイクロソフトポイントカードもそうでした。

かなり強固なプラスチックで、しかもピッチリと閉じられているので、カッターか何かで四隅を切り落とさないと開けられません。強固なプラスチックなので、一面だけ切ってそこから無理やり開けようとすると、割れてケガをする恐れがあります。

ちなみに、つい先週に新しくポイントカードを買ってみましたが、パッケージが随分と変わっていました。
上の画像で、左側が以前のパッケージ。右側が新しくなったパッケージです。
いわゆるよくあるビニール包装（切れ込みあり）になったので、とても開けやすくなりました。


◆-- 「便利」と「保護」のバランス --◆
ユーザーからしたら、パッケージが開けにくい＝面倒くさい＝ダメな商品という思考になるのが当たり前です。まあ、私はダメな商品とまでは思いませんが、面倒くさいのは事実です。
とはいえ、ビニール包装は「保護」のためにあるわけで、万が一でも何かの拍子に開いてしまうようでは意味がないです。そういう意味では、しっかりしたパッケージのほうが安心感がある…という考え方もできます。

まあ、少なくとも日本人って便利を求め続けて、不便を見境なく切り捨てて行く傾向が強い種族ではありますよね。一度便利なものを覚えてしまうと、それに甘えてしまって二度と不便なほうに戻りたくなくなります。
海外がどうなのかは知りませんが、何となく海外のお菓子とかは開けにくいイメージがあるので…もしかしたら、海外の人は日本人ほど気にしていないのかもしれません。


◆-- どうせ最初だけだし --◆
あとは、開けるのが面倒くさいといっても、ビニール包装を剥がすのなんて最初だけです。
正直な話、開けにくいパッケージを面倒だと思うことはあっても、それを理由に返品するなんてことはさすがにないでしょう？まあ、開けるのが面倒くさくなって放置してしまう可能性はあるかもしれませんが…。

そういうことを考えると、面倒でも別に売上に影響することなんてないでしょう？という売り手の本音もありそうな気はします。
まあ、返品という文化が染み付いているイギリスあたりではどうなのか知りませんが。


◆-- まとめ --◆
この開けにくいパッケージについて、皆さんはどう考えていらっしゃるのか？がちょっと気になったので、今回お題として取り上げてみました。
大抵の人は、ただただ面倒としか思っていないでしょうが、先ほど言ったようにむしろ「安心」を感じている人もいるのかな～と思ったりするわけです。

色々言いましたけど、でもやっぱり…WiiやDSにもビニール包装の切れ込みくらいは欲しいですね（苦笑）


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