●= プレイステーション『バイオハザード』 =●
1996年の今日、発売されました。当時の価格は、5,800円(税抜)です。
かの有名なサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズの、記念すべき1作目です。
住民が喰い殺されるという奇怪な事件の多発を受け、特殊作戦部隊が出動。しかし、不測の事態により孤立してしまった隊員のジル(またはクリス)。近くの古びた洋館に逃げ込みますが、ここでまさに悪夢のような出来事が待ち構えていました。
敵の配置や視点、演出など、恐怖を演出することに”とことん”こだわった作品。また、進み方や最終的に脱出できたメンバーによって、ストーリーやエンディングが変化する要素もありました。
最初はそんなに飛びぬけて売れたわけではありませんが、口コミ効果で徐々に売上を伸ばし、日本国内でミリオンヒット(100万本)を達成しました。
何となくですが、今もなお愛され続けるシリーズって最初は「出だし売れなかったけど、後からじわじわ売れた」というケースが多い気がしますね。
そして、このシリーズは今もなお現役ですが、徐々にアクション要素が強くなってきていることが、毎回物議をかもしています。ガッカリしているユーザーも多いそうですが、ビビリ耐性ゼロの私なんかは『4』で初めて遊ぶきっかけが生まれたので、むしろ初代の頃のコンセプトを貫き通していたとしたら、未だにプレイする事はなかったでしょう。
つまり、変化をして損をする人間もいれば、得をする人間もいるということです。難しいもんですね。
最近取り上げたゲームソフト:
前回~3月21日 = ゲームボーイアドバンス『くるくるくるりん』(2001年)
前々回~3月20日 = ニンテンドーDS『ポケモンレンジャー バトナージ』(2008年)
前々前回~3月19日 = メガドライブ『スプラッターハウス PART3』(1993年)
欲言えば、いきなり死ぬのは無しにしてほしかった・・・。
2ではその辺は変化してますね。
GC版も初代の焼き直し?で面白いですね。
いきなり死ぬことがあるということが、恐怖や緊張感を与えるという考えだったんでしょう。
まあ、かといってやり過ぎ注意でもあるので、初代を世に出してみたことで、その辺のバランスが取れたのかもしれませんね。