今年は干支でいうと辰年なんだそうである。
「辰」という漢字の字源は、
<二枚貝からビラビラとした肉が覗くさま>
だという。新年からちょっとエッチなネタである。ちなみに、
紀元前2世紀乃至紀元後4世紀に朝鮮半島の南東部にあった
辰韓、弁辰の「辰」も、「秦」の音に近く、
大陸からチロっと出てるさまが二枚貝が殻の外に
唇弁を伸ばしてるような形だったことから
漢民族にそう呼ばれたのである。それはどうでも、
今から500年前の永正9年(西暦およそ1512年)は、
竹田秀慶が記した「月海録」に梅毒が唐瘡として
我が国で初めて報告された年である。
[鷹の名に、お花お千代は、きついこと]
(鷹=夜鷹=最下級売春婦、お花=お鼻、お千代=落ちよ)
昔、梅毒の進行が進むと鼻がもげ落ちたらしい。夜鷹には鼻が
もぎ落ちたのがいたという。ちなみに、
ペニシリンの綴りはpenisillinではない。penicillinである。
ペニシリンを表すラテン語penicillium notatum
(ペーニスィリウム・ノタートゥム)は「記すための筆」という意味である。が、
英語のpencilもpenis(英語=ピーニス、ラテン語=ペーニス)も
ともに古代ギリシャ語のpeos(ペオス)から派生した同源語なのである。
日本でも「筆おろし」という言葉があるが、
発想はまったく同じである。ともあれ、「辰」は
二枚貝がわずかに開いて中の具がビラビラビラと覗くさまから、
振動を表すようになった。「震えるさま」、である。
月の十二支では、辰は中国の夏暦で3月にあたる。これは、
「震えるさま」はすなわち「生命体が生きてる証」であることから、
生物が活動を始める用意が整った時期、
という意味になったものである。
「辰」という漢字の字源は、
<二枚貝からビラビラとした肉が覗くさま>
だという。新年からちょっとエッチなネタである。ちなみに、
紀元前2世紀乃至紀元後4世紀に朝鮮半島の南東部にあった
辰韓、弁辰の「辰」も、「秦」の音に近く、
大陸からチロっと出てるさまが二枚貝が殻の外に
唇弁を伸ばしてるような形だったことから
漢民族にそう呼ばれたのである。それはどうでも、
今から500年前の永正9年(西暦およそ1512年)は、
竹田秀慶が記した「月海録」に梅毒が唐瘡として
我が国で初めて報告された年である。
[鷹の名に、お花お千代は、きついこと]
(鷹=夜鷹=最下級売春婦、お花=お鼻、お千代=落ちよ)
昔、梅毒の進行が進むと鼻がもげ落ちたらしい。夜鷹には鼻が
もぎ落ちたのがいたという。ちなみに、
ペニシリンの綴りはpenisillinではない。penicillinである。
ペニシリンを表すラテン語penicillium notatum
(ペーニスィリウム・ノタートゥム)は「記すための筆」という意味である。が、
英語のpencilもpenis(英語=ピーニス、ラテン語=ペーニス)も
ともに古代ギリシャ語のpeos(ペオス)から派生した同源語なのである。
日本でも「筆おろし」という言葉があるが、
発想はまったく同じである。ともあれ、「辰」は
二枚貝がわずかに開いて中の具がビラビラビラと覗くさまから、
振動を表すようになった。「震えるさま」、である。
月の十二支では、辰は中国の夏暦で3月にあたる。これは、
「震えるさま」はすなわち「生命体が生きてる証」であることから、
生物が活動を始める用意が整った時期、
という意味になったものである。