命に別状のない傷ほど、
人は痛いと騒ぎ立てるものです。
(水滸伝 2 替天の章、北方謙三)
痛い痛い、
大変だ大変だ、
怖い怖い、
騒げるだけ
騒いでいることがあります。(´-ω-`)
あとになってみれば、
そのほとんどが、
それほどじゃないことが多い。
実際、騒げるだけ、
まだ大丈夫なのだ。
小さい犬ほど、
よく吠えると言う。
怖いから吠える。
人間も、きっと、
それに似ているんでしょう。^^
騒ぎ立てる人間は、
自分の身にふりかかった事柄を
受け入れたり、受け止める余裕がなくて、
過敏に反応してしまうのです。
あるいは、
「自分だけが大変だ」
「私だけが不幸だ」
「オレが一番苦労している」
みたいなメッセージを伝えたくて、
そういう方向性で、
まわりから注目されたくて、
騒いでいることもあるでしょう。(^.^)
大げさに騒ぐ前に、
騒げるだけマシだって
思えたら、
もう少し、自分のなすべきことを
早いうちに見つけられるかもしれない。
騒いだところで、
状況は何も変わらない。
「騒ぎ立てるだけの人間」
というレッテルを貼られたら、
ますます生きにくくなってしまう
のだから。
ちょっと気になるあの品、この品