ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

無傷で人生を くぐり抜けること なんて誰にもできない。

2014年02月23日 | 気になる言葉
無傷で人生を
くぐり抜けること
なんて誰にもできない。

(村上ラヂオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド、村上春樹)


失う、
負ける、
別れる、
行き詰る、
巻き込まれる...

こんなことが
人生で何も起こらない
ってことはない。

一方、それらより
少ないかもしれないけど、

得る、
勝つ、
出会う、
乗り越える、
助けてもらう...

ということも、
思いがけなく多くある。

ただ、
それに気づけなければ、
感謝する思いがなければ、

キズの方だけに
心が向いてしまうだろう。

人生、捨てたもんじゃない
はずなんだが...

どんな練習にどれだけの時間を注ぐか、 というところでのミス

2014年02月22日 | 気になる言葉
将棋であれ、
スポーツであれ、
ビジネスであれ、
「勝負にはミスがつきもの」
と言っていいと思う。

(大局観、羽生善治)





勝負事のミス、
っていうのは、
本番においては
もちろんですが、

本番を迎える前、
つまり準備の段階で、
どんな練習にどれだけの時間を注ぐか、
というところでのミスもあると思います。

私には、その時間配分のミスが、
いつもあるような気がします。

実際のところ、
生きていれば、ミスばかり。
ミスがないことに憧れても、
現実は、ミスばかり。

けれど、
それでいいのだ、
と開き直りたい。

ミスのない世界に、だまされるな。
メディアがまつりあげる「成功」に
踊らされるな、と自分に言い聞かせたい。

メディアが
切り取って報道する「成功」も、
または反対の「ひどい失敗」も、
現実の一部でしかない。

現実は、
ささいな成功や失敗の連続が、
ほとんどだと思うのです。

ささいな成功を
投げ捨てることなく、

ささいな失敗に
大げさなショックを受けることなく、

そこにヒントがあると思って、
淡々と生きていればいい。
時間を注いでいればいいと思うのですが・・・

届かない、 手に入らないというのは、 生きてれば 誰にもついてまわることだと思う。

2014年02月21日 | 気になるニュース
届かない、
手に入らないというのは、
生きてれば
誰にもついてまわることだと思う。
...
でも、わたしね、
「あの時、何を得た、
 得られなかった」というのは、
いうべきことではない
ような気がするの。

(リセット、北村薫)


オリンピックの報道って何だろうなって思う。

メディアの報道に
流されてしまう自分も悪いのだろう。

○○点をとれるのは、
浅田真央のプログラム構成だけだった、
という言葉に、うんざりした昨日。

平たく言えば、
自分は絶好調で、
他人が不調だったら、
という話を延々と
聞かされているようなもの。

なぜ、そうまでして、
期待をもたせるのか?

メダルが欲しいという気持ちに加え、
日本のテレビ局、日本スケート連盟
からすれば、

テレビを見て
注目してもらわないことには、
収益に結びつかないという実情が
あるからなのだろう。

そんな可能性もあった、
あんな期待も持てる、
こんな結果になるはずだった...

ないものねだりの感情を
呼び起こされて、付き合わされて、
疲れるのは、自分なのだ。

テレビとの距離は、用心するに限る。

たくさんの人に 知られていることは、 心地いいし、 かなり便利だと思う。

2014年02月20日 | 気になる世間
たくさんの人に
知られていることは、
心地いいし、
かなり便利だと思う。

しかし、
最初から、
たくさんの人に
知られることなんて、
なかなか出来ない。

だから、
こちらが知ることで、
相手にも知ってもらう、
という方法を人はとる。

来る日も来る日も、
たくさんの人と知り合うために、
パーティやミーティングに
顔を出したり、
紹介してもらったり、
名刺交換をしたり、

今の時代であれば、
Facebookやツイッター、LINEで
交流を増したりと、
忙しい日々が続くことになる。

しかし、
わたしたちの身体は一つ。
時間にも、
限りがある。

そこで、
便利なツールを使って、
多くの人をまとめて、
交流をしようとすると、

コミュニケーションの深みが
なくなっていく。

だからといって、
知り合いになった人々すべてと、
濃いコミュニケーションをするのは、
ほぼ不可能。

それに夢中になると、
大切な人のことを
忘れてしまうことさえある。

優先順位、時間配分、
今の時代は、ホントに大切だと思います。


酔わなきゃ本音を言えない人を 信じちゃだめだよ。 そういう人は本当の人生を 生きていないからね。

2014年02月19日 | 気になる言葉
酔わなきゃ本音を言えない人を
信じちゃだめだよ。
そういう人は本当の人生を
生きていないからね。

(クライマーズ・ハイ、横山秀夫)


こんな世の中、
酔わなきゃやってられない、
という人もいることでしょう。

分かる、分かる、
その気持ち…



ただ、この言葉は、酒が悪い、
と言っているんじゃない。

酔わなきゃ本音を言えない人、
本当の自分を出せない人は、
酒を止めたほうがいいかも…
っていうところだと思う。

酒で解決しよう、
っていうところに無理がある。

酔わなきゃ本音を言えない人は、
酒で利用されたり、
酒で失敗したり、
酒で人生を狂わせたりする。

気をつけなくっちゃね。


買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^