ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

人を信じたくなるほうに... ときどきは、考えてやらないと、 自分の心がつぶれちまうよ。

2014年02月18日 | 気になる言葉
他人のことはわからない。
過去のことなら、なおさらだ。
だったら、人間が少しは
ましに思えるほうに考えたほうがいい。

人を信じたくなるほうに...
ときどきは、考えてやらないと、
自分の心がつぶれちまうよ。

(巡礼者たち、天童荒太)




生きていれば、
自分の信じていたこと、
期待していたこと、
願っていたこと、
望んでいたことは、
何度も何度も裏切られる。

他人のせいの場合もあるだろうけど、
自分の努力が足りなくて、
そうなることも少なくない。

信じるたびに、
そういうことが
どんどん増えていく。

だからといって、
信じる心をなくせば、
社会の閉塞感に、
さらに滅入ってしまう。

小さなことでもいいから、
信じる気持ちがないと、
心は明るくならないように
人間はできている気がする。

人間関係について言えば、
人間を悪と考えれば、
疑いばかりが湧いてくる。

もちろん、
人間を善と考えれば、
だまされることもあるかもしれない。

わたし自身も、
被害妄想的に考えれば、

なにか騙されているんじゃないか、
損しているんじゃないか、
と不安や疑いが湧いてきてしまう。

人間を白黒ハッキリ
見ようとすると、自分が疲れるんだろうな。
どちらか一方に片寄るでなく、
ゆるーく考えないと、
人間を愛せないのだろう。

自分が「いいたいことをいう」という前提には、 相手のいうことはちゃんと聞く、 という関係が必要です。

2014年02月17日 | 気になる言葉
自分が「いいたいことをいう」という前提には、
相手のいうことはちゃんと聞く、
という関係が必要です。
相手だって「いいたいことはいいたい」のですから…。

(上品な話し方、塩月弥栄子)



聞いてくれるなら、誰しも、
言いたいことは、
言いたいでしょう。

聞いてくれない時は、
それでも言ってやりたいと思う人と、
それなら言う必要もないと思う人に
分かれるところでしょうか。

私は、どっちかな?
ちょっとひねくれて、
後者っぽくなってきたかな、最近は…

誰とでも、平等に、
言いたいことは言える、
言われたことは冷静に聞ける、
って関係が築けたらいいんでしょうけど、
実際は、それぞれの立場や
コミュニケーションの方法が違うので、
やはり合う合わないが生じてきます。

そんな時が一番難しいんでしょうね。
やっぱり…

だから、私たちは、言っていること、
あるいは、言われていること、
そのものも重要ですが、
本当は、その対話している相手との信頼関係が、
一番重要だと言うことを忘れないように
したいですね。

「する」「しない」の差に比べれば、 「好き」「嫌い」の差はないに等しい。

2014年02月16日 | 気になる言葉
「する」「しない」の差に比べれば、
「好き」「嫌い」の差はないに等しい。

(的を射る言葉、森博嗣)




新しい仕事を始めたばかりの人が、
「今の仕事が好きになりそう!」
と喜んで言った翌日に、

「うーん、なんかイヤになってきた。」
なんてセリフを吐くようになるのは、
そんなに珍しいことじゃない。

けれど、生活のためだということで、
働き続ける人がほとんどだろう。

もちろん、なかには、
思った瞬間から、
次の仕事を探す人もいるだろう。

好き嫌いは、
そんなに重要じゃない。

嫌いだけど「やり続ける」
という選択もあれば、

嫌いだから「他を探すことをやる」
という選択の人もいる。

さらには、嫌いだから、
続けもしないし、他も探さない、
という選択もありえる。

好き嫌いの感情の先で、
何をするか、何をしないかが、
結局のところ、人間をつくる。

好き嫌いの感情が生まれた瞬間に、
人間がつくられるのは、
めったにないんじゃないかと思います。

人の好き嫌いも、
それと同じかな。

だいたい、人の好き嫌いは、
性格、考え方、相性などもあるから、
あっても不思議じゃない。

大切なのは、その先で、
好き嫌いを中心に、
自分の「する」「しない」の行動が決まり、
人間関係がつくられること。

好き嫌い中心でなく、
損得中心で行動を決める人は、
違うものをつくるだろう。

大切なのは、
することと、しないこと。

よーく分かります、それ。


自分に必要のないものを、 どれだけ捨てられるか。 今は、それが問われる 時代でもあるんです。

2014年02月15日 | 気になる言葉
自分に必要のないものを、
どれだけ捨てられるか。

今は、それが問われる
時代でもあるんです。

(金子勝、「プロ論」にて。)




情報、ニュース、噂、
それに加えて、
物、もの、モノ。

いっぱいあります。
だから、私達の
好奇心や興味もフル回転。

それだけ人の心が動くのは、
経済や景気のことを考えれば、
とてもいいことでしょうね。
間違いなく…

ただ、自分自身の
仕事や生き方を考える時には、
フィルタか、捨てる技術が必要。

それが出来ないと、
知らず知らずのうちに、
抱えきれないほどのモノや情報を
負わされて、溺れてしまう。

溺れてしまったら、
自分の生き方が
出来るわけがない。



私たちを船だと思えば、
このことは理解しやすい。

もちろん、船の大きさは様々。
人それぞれの心や時間、お金など
によって、違ってくる。

しかし、気をつけるべき原則は同じ。
船に載せる前に判断するか、
船が沈みそうになる前に捨てるか
しなくちゃいけない。



その原則を無視したら、
どうなるかは…

みなさんの船は、
沈みそうになっていませんか?

ワタシの船は沈没しかかったこともありますが・・・


ちなみに、この本は、
あおるだけでない、現実的な名言集に思えます

嫉妬という言葉は、時に、 劣等感、優越感、ねたみにも 置き換えられます。

2014年02月14日 | 気になる自分

自分の素質を意識すればするほど、
そして、それを伸ばせば伸ばすほど、
嫉妬はあなたから遠ざかっていきます。

(すべては「単純に!」でうまくいく、
ローター・J・ザイヴァート)





嫉妬という言葉は、時に、
劣等感、優越感、ねたみにも
置き換えられます。



優越感でさえ、
自分の素質を伸ばす邪魔と
なりえるというのは、
面白いことです。

何かと比べるエネルギーがあるのなら、
それを伸ばすエネルギーに変えた方が
間違いなく賢明です。

おそらく、鳥や動物には、
ありえないエネルギーの使い方でしょう。

嫉妬などの感情に
心をハイジャックされた人間は、
自分を伸ばすのを忘れてしまうくらい、
エネルギーがそちらに集中します。

そこから、自分を解放しなければなりません。
自分の成長を妨げている最大の敵は、
ほとんどの場合、自分自身であることを
忘れてはいけないと思います。

人は人、自分は自分・・これで
生きたいものです。










買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^