八重咲きの桜たちの特徴は、若葉と一緒に咲いていることかもしれませんね。
染井吉野は花が散ってから一気に若葉が芽生えますが、八重桜の多くは初々しい若葉が
花色を一層引き立ててくれているように見えます。
ゆったりと広がる優美な花をたっぷりと見せてくれていたのは「白妙」です。
白妙という名前からは、純白の桜を想像してしまうのですが、淡いピンクの濃淡と純白の花々が
絶妙なバランスで混ざり合って咲いています。
ピンクの色味が落ち着いたシックな印象なのも、品のよい佇まいを引き立ててくれているように見えます。
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研究目的の保存林なので、日本各地のどこから来たのかが分かるように 明記されています。 |
春から初夏へと移りゆく季節。
こうして時が流れていくことを花々が教えてくれているような気がしています。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
多摩森林科学園の桜保存林で撮影をしたのは、4月7日(水)です。
夕方の激しい雷雨に驚きました。
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