淡いピンクの花びらの濃淡が美しく、葉の緑によく映える薔薇、
クリス ビアードショウは、生田緑地ばら苑でしか出会ったことは
ないと思います。
人名に因んだと思われる名前の由来などの詳細な情報は、
調べてみてもよく分からないままなのです。
撮影できた画像の数も少ないのですが、愛らしさと優美さをあわせ持つ
華麗な薔薇の姿をご紹介しますね。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2019 * 34 * クリス ビアードショウ * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜
クリス ビアードショウ 2007年 アメリカ ウィークス社作出 | |
ほっそりとした姿から、おっとりとした美しい形へと 花開いていく様子が、なんとも言えず素敵です。 | |
柔らかいカーブを描いて広がる花びら 大好きな瞬間です。 | |
薔薇たちの花姿には、作り出した国の人たちが「薔薇に求めるもの」が現れていると
感じています。
アメリカ生まれの薔薇たちは、華やかに美しく暮らしを彩る花であって欲しいという
願いがそのまま形になっているような印象を受けます。
当たり前の望みだと思いますが、例えば日本人の育種家さんたちが作り出す薔薇たちを
眺めていると、花姿の奥には、それぞれの薔薇に物語があるように感じます。
ヨーロッパの薔薇たちは、それぞれの国の歴史を背景にして、薔薇の世界を1つの文化として
開拓していこうとする意気込みと誇りを感じます。
薔薇1輪にも、長い長い物語があるのでは...いつも、そんな気持ちで薔薇を眺めています。
生田緑地ばら苑で撮影をしたのは、5月20日(月)です。今季は2回、生田緑地ばら苑を訪れました。
生田緑地ばら苑のご案内です:今年の春の公開期間は、5月7日(火)から5月26日(日)まででした。
台風が発生しそうとのことです。湿った空気を感じます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます