猫好きの私へ届いた優しい贈り物
クリスマスが過ぎて、ブログのテンプレートも日常のものに
切り替えてしまいましたが、クリスマスに合わせて届いた贈り物です。
猫さんが好きでも、様々な事情で一緒に暮らせない方たちも大勢います。
私たちも、ペット禁止のマンション住まい~転勤~帰国者向けの社宅...と、長年
どうしても猫と暮らすことは難しい環境でした。
短い期間の社宅住まいの間に、マンションを売却して新しい住まいを準備しました。
戸建て住まいになるので、今度こそ猫さんと暮らしましょうねと話していました。
新居が落ち着いた頃に、偶然の出会いから子猫のひなを迎えることができて
私たちの夢見ていた愉しい日々を過ごすことができました。
2年半後には、ささやかな庭に神様からの贈り物のように子猫のココが登場
ずっと、ひなとココとの暮らしが続いてきました。
昨年12月からは、ココが一人っ子になってしまいましたが、家の中には今も
ひなの気配が漂います。
先日、リビングのソファーに2つ並べて置いてある、ひなとココのアンカ入りベッドの
ココのベッドとアンカのカバーを洗い、置き直すときに
ふと思いついて、いつでもきれいに整えているひなのベッドとアンカを
ココに使わせてみたらどうかしら...と思いつきました。
見た目は完璧に同じものが2つです。
いつもの場所に置いたひなのベッドに、するするとすぐに入ったココ。
嬉しそうに気持ちよさそうにご機嫌で、香箱状態になって私の顔を見ていました。
あぁ、ひなのベッドを使うのが嬉しいのね、とすぐに分かりました。
ひなの生前と同じように並べておいた2つのベッド。
1年以上、そのままにしておいたのですが、その時までココは1度もひなのベッドに
入ろうとはしませんでした。
初めて、私が入っていいのよと勧めたら、喜んで入ったのです。
それ以来、当たり前のようにひなのベッドを使い続けているココを見ていると、
もっと早くに気付いてあげればよかったのに...と、胸が痛みます。
洗って干して1年経っても、きっとココにはひなの匂いが分かるのでしょう。
その日から、ココのご機嫌な日々が続いています。
11月中旬から、ココの体調が今ひとつなのですが、高齢ですから少しずつ
衰えてくるのは自然現象と理解しています。(理解しようと努力しています。)
毎日ご機嫌で暮らして、週に1回、獣医さんに通って様子を見て頂いて
必要なら皮下点滴...当分は、そういうココとの暮らしが続きそうです。
ココが使っていたベッドは、きれいに洗って予備のものとしてしまってあります。
戴いたアップルティーを飲みながら...
ココも私たちと同じように、ひなの不在を寂しく感じていることを忘れてはいけないと
改めて思う私です。
快晴が続いて助かります。
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