Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

我が家のおせち料理.。.:*・゜2022.。.:*・゜

2022-01-02 | いろいろ


幼い頃から思春期の頃まで、毎年1月2日は、父の会社の社員の方たちの新年会が
実家で行われていました。
小さな会社の社長は、父の兄である伯父でしたが、伯父一家は毎年お正月の数日を
温泉で過ごすため、新年会は私の父母のお役目ということでした。
野菜類はご近所のお馴染みの八百屋さんから配達してもらい、材料が揃ったら...
母の指揮のもと三姉妹は、下ごしらえのお手伝いを始めます。
何しろ大量なので、なかなか大変な作業でしたが、4人で少し?おしゃべりしながら
大晦日のお昼過ぎ、時には夕方までは続く作業でした。

そんな経験から、おせち料理は家で作るものと思い込んでいた私。
今の私は娘ファミリーと過ごす元日のお祝い膳のために、おせちを作り続けています。
私のアレンジも含まれていますが、娘にとっては最愛の祖母の味。
時には、何だか涙が...などと、母の娘と孫娘に戻って話をしたりします。













義理の息子のご両親が作ってくださるおいしいお餅でお雑煮を作り、食卓を囲みます。
今年も揃って、お祝い膳を囲むことができて、お正月を迎える晴れやかな気分を味わいます。
「おいしいね。」の言葉に一安心。
おせちとは別に、大根おろしにいくらの醤油漬けを盛り付けた小鉢を出したら...
口々に、「大根おろしだ。」「大根おろし!」と事件発生のような声。
私は手指の関節の痛みで、指に力をいれるような動作はしないで下さいと主治医から警告されて
2年数ヶ月...先日、やっと解禁になったのです。
元日のサプライズにしようと思って黙っていたのですが、ここまでのリアクションがあるとは
想像もしていませんでした。
よかった、よかった...よかったね、大根おろしおいしいね。
そんな笑い話のような会話でした。
パルシステムさんに注文した大根が、小ぶりでしたが瑞々しく「おろしやすく」おいしくて
私の大根おろし再デビューの日を祝福してくれたように感じました。

食後のお菓子とお茶の時間も愉しく過ごし...翌日(今日のことですね)はディズニーランドに
早朝から出かける予定の娘ファミリーは日が暮れないうちに帰らないと...
3人家族それぞれの好物と合わせて、お煮しめも一緒に持ち帰ってくれて、今年の元日のお祝い膳が
無事にお開きとなりました。

笑顔で、「じゃぁまたね。」
当たり前のことのように思っていましたが、幸せなことなのですよね。 


 青空に白い雲...物流も止まり、東京のお正月の空はきれいで爽やかです。







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6 コメント

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おせち料理 (Juliet)
2022-01-02 08:41:00
Passy さん

あけましておめでとうございます

見事なおせち料理に見とれてしまいました。

ご実家のお台所でお母様のお手伝いをしていらした三姉妹のご様子が、
愛読書である向田邦子さんの昔話と重なり、昭和の光景を懐かしく思い出しています。

クリスマスに続いて、キッチンでお過ごしの時間が長かったと拝察いたします。
お片付けなど大変でしょうが、その後はごゆっくりお寛ぎくださいね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします
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Julietさんへ (Passy)
2022-01-02 16:02:09
Julietさん、明けましておめでとうございます。

そうですね、おっしゃるとおり、昭和の光景ですね。
向田邦子さんは、私よりちょうど2回り年上、
いつの間にか向田さんの享年をはるかに超えてしまいました。
向田さんが残して下さったエッセイや小説、私も繰り返し読んでいますよ。

こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
返信する
お節の思い出 (ジュリア)
2022-01-02 19:38:10
Passyさん こんばんは

丁寧に作られたお節料理・・・
お母様から受け継ぎ、思い出いっぱいのお節ですね
準備が大変だったと思います
でも、それ以上にそれを囲むご家族の
楽しい団らんの風景が目に浮かびます

私のお節の思い出は、実は母ではなく、義母なのです
母は料理が得意な人でしたが、
なんというか「しきたり」みたいなものに
全く囚われない人でしたので
その年の気分によって色々作るものが変わっていて
お節に関係のない、肉料理なども(気分で)出てきました

実家に居た時間よりも義母と暮らした時間の方が長かった私は
「しきたり」をきちんとする義母の影響をとても受けています
毎年大晦日には二人でキッチンに立って
4時頃起きていくと、既にお義母さんは
築地から取り寄せた鰹節で出汁を取っている最中で
翌年からはもっと早く3時に台所に立ちました

今でも煮物の味はお義母さんに叶いません
もっときちんと教わっておくべきだった、と
今年もお煮しめを食べながら後悔しました
それぞれの家庭にそれぞれのお節の思い出がありますね

私は黒豆に入れるチョロギが大好きなんですよ
あれだけボリボリ食べちゃうくらい
今年は赤が強すぎるのでパスしましたが
Passyさんの黒豆の中に見つけて小躍りしちゃいました 笑
お孫さんは今年も喜んで食べたでしょうか?
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Unknown (みゆきん)
2022-01-02 20:27:54
やっぱり見た目って大事だねって思っちゃった
反省(´-∀-`;)
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みゆきんさんへ♪ (Passy)
2022-01-02 20:55:02
みゆきんさん、こんばんは。

みゆきんさんの、愛情こもったエネルギッシュなお料理の数々、素敵ですよ。
雪かきも大変なのに、頑張り屋さんですね。
応援しています。
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ジュリアさんへ♪ (Passy)
2022-01-02 21:18:35
ジュリアさん、こんばんは。

ジュリアさんが、お義母さまからおせちを...というお話は、よく覚えていますよ。
素敵なお話ですよね。
お母さまも、お義母さまも、それぞれに個性がはっきりとして、お二人とも魅力的です。
そして、ジュリアさんの明るく素直なお人柄、きっとお義母さまから可愛がっていただいたことでしょう。
是非、お義母さまの味を引き継いで...きっと納得のお煮しめができますよ。

そうそう、ちょろぎは娘が好きでのせるのですが、
孫も喜びます。
蓮根は、私がしゃきしゃきする方が好きなので
邪道かしら...と思いつつ、お煮しめには入れずに、きんぴら風に仕上げます。
孫は、蓮根のきんぴら風が大好き、そしてちょろぎも大好きです。
孫の望みは「おせちにもポテトサラダがあればいいのに」だそうです。
「グランマの〇〇」と言ってもらえるのは期間限定でしょうから、今のうちに幸せを味合わせてもらいます。
お雑煮よりフレンチトーストがいいのに...これは困りましたけれどね。
フレンチトーストは、お土産に持ち帰ってもらいました。
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