Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

万両@父の庭

2012-02-11 | 父と母と三姉妹

千両は、葉の上に上向きに実を付け
万両は、葉の下に下がるように実を付けます。

緑の葉の上に、品よく赤い実が並ぶ千両は
お正月の生け花に欠かせませんね。
千両だけをたっぷりと活けて
柳や紅白や金銀の水引きをあしらう方もいらっしゃいます。

万両より千両の方が、人気者のようにも思えますが
こうして画像で見ると、万両の美しさは素晴らしいものです。
葉の色が濃く、実の色も真紅ですから
目に鮮やか、見ているだけで心浮き立つようです。









先日、TV番組「ブラタモリ」を観ました。
テーマは「街の樹木・植物」。
江戸時代の庶民は、庭など持たず質素な長屋暮らしの中でも
植物を愛好して、鉢植えをたくさん揃えて玄関先に飾ったそうです。
今も路地沿いにぎっしりと並ぶ鉢植えは
下町の風景として定着していますね。

当時、人気者の鉢植えは値が上がり、植物バブルの状態だったそうです。
千両・万両の名は、実際に「両」の単位で取引されるほどの
高値が付いたからだそうです。

実の少ない百両・十両もあるのです。
向島百花園では、百両を見たことがありますし
鎌倉報国寺では、十両を見ました。
少ない実を付けた姿も愛らしいものです。

万両をマクロで撮ると、つやつやさくらんぼのようにも見えますね。
小鳥さんたちの食欲を見ると、お味は千両の方が上のようにも思えますが... 


 万両について


 先日の「ブラタモリ」です


 連休中は、お天気に恵まれそうですね。
         
      





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