梅の花が咲き誇る頃に、梅林には小さな小さな黄色い花の咲く山茱萸(さんしゅゆ)が咲きます。
梅林散策をする度に思うこと、それは...山茱萸は梅の花がより美しく見えるように
植えられたのかしら...ということです。
少し離れた場所から梅林を眺めると、黄色い山茱萸の花が紅白の梅の花たちを
より美しくより情緒豊かに見せてくれているように感じるからです。
いつも梅の花の引き立て役のような印象の山茱萸の花を主役にして撮影してみました。
紅梅を背景にして、この瞬間は紅梅さんが山茱萸さんの引き立て役です。
春の陽光を浴びて、煌めくように咲く花、山茱萸には春黄金花(はるこがねばな)という
もう1つの名前があるそうですよ。
山茱萸は小さな小さな花ですが、秋にはそれぞれの花が赤い実になるのだそうです。
実の形がグミの実に似ていることから、グミ(茱萸)の名が山茱萸の名前に入っているのだそうですよ。
秋の庭園で、山茱萸の赤い実を眺める日が来ると嬉しいのですが...
浜離宮恩賜庭園で撮影をしたのは、3月5日(火)です。
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山茱萸について
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冷たい雨の1日でした。5日は貴重な散策日和だったとしみじみ思っています。
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