4月19日、庭のすずらんや小手毬や姫ライラックがきれいに咲いている日に
ココは旅立っていきました。
今日で、ちょうど3ヶ月。
ひなが一昨年の12月に旅立っていった日から、私の心にぽっかりとあいてしまった
隙間をうめてくれていたココでした。
ココに、もっともっと「どうもありがとう」と、言えばよかった...今更ですが
そう思っています。
ひなを見送って、ココも寂しい私も寂しい...そんな家の中で、ココと私は
お互いの傷を癒やし合うような日々を過ごしました。
ある日、獣医さんから
「お互いの寂しさをキャッチボールし続けていると、寂しさが雪玉を転がすように
どんどん大きくなってしまうかも...」と、ご心配の言葉をかけられました。
ココがお腹を舐め過ぎて、お腹の真っ白な毛がどんどんなくなってしまったことが
きっかけでした。
私は遅ればせながら目が覚めたような気がして、それからは目の前にいるココと
楽しく暮らすことに気持ちを切り替えていきましょうと決めたのです。
しばらく経って、ココのきれいな毛並みも復活...一安心と思った頃から
ココの病の兆しが出始めてしまったのでした。
ひなとココが、私の人生最後の猫たちになると決めていましたから、この3ヶ月の間に
猫グッズは、頑張ってあらかた片付けました。
手元に残したものは、私たちとひなとココの思い出の品だけです。
ココは、仔猫の頃からいつもご機嫌でおっとりとした雰囲気がくまのプーさんに似ていたので
ご飯のお皿もプーさんシリーズから選びました。
18年数ヶ月愛用したプーさんのお皿に、大好きでじゃれていたお気に入りのりぼんと
小さなおもちゃを入れてあります。
ひなは、キティちゃんのお皿を使っていたので、同じようにお気に入りグッズを
お皿に入れてあります。
時折り眺めては、楽しそうに遊んでいたひなとココのことを思います。
ひなとココ、色違いでお揃いの首輪は娘がオーダーしてくれた お名前入りのもの ココの首輪、お花の飾りにココの毛が1本付いているのです。 自然に取れてしまうまでは、そっとこのままに... | |
今住んでいる家を建てて半年で、仔猫のひなを迎えたとき、娘は高校生でした。
大学生になって、ココが我が家の庭に舞い込み...
社会人となり結婚して、息子を授かり...娘の成長を、ひなとココがしっかりと
見守り続けてくれました。
私は自主的に「猫さん定年」を迎えて、これからはよその可愛い猫さんたちにご挨拶をしたり
岩合さんのねこ歩きを観たりして、私なりの猫さんたちとのお付き合いを続けたいと
思っています。
ひなとココが長年愛用したデオトイレのカバーは処分しましたが、本体は...
処分しようとして、きれいに洗っているときに
ふと思いついて、朝顔の種を蒔く苗床に使ってみました。
結果は大成功。
本葉が4~5枚出た頃にプランターに移して、今はしっかりと成長して我が家の
グリーンカーテンになっています。
これからも、いろいろな種を蒔いて育てて、お花好きだったひなとココの供養になれば...
そんな風に思っています。
寂しさも切なさも喪失感も、癒えることはありません。
外出した折に電車やバスの中で、ふと「帰りの時間を心配しなくていいのだわ。」と
思った瞬間に涙がこみ上げてきたりして、困ることもあります。
でも、懐かしく愛おしい思い出を分け合える家族がいる幸せをありがたく思っています。
特に娘とは、私たちだけにしか分からない思いを共有できるので幸せです。
19歳11ヶ月で旅立っていったひな。
18歳8ヶ月でひなのもとへと旅立っていったココ。
ひなとココへ思いを寄せて...
ココちゃんも虹の橋に旅立っていったんですか・・・(合掌)
ココちゃんはPassyさんのお家に来た時から、ずっとずっと幸せだったと思います。
私も思い出をつなぐ品は今だに処分できずにいます
(長い間飲んでいた甲状腺のお薬までも)
そして今、残された福は16歳と7か月。
老化と病と闘いながら必死に生きようと頑張っています。
今年の夏はひときわ暑いので、どうか体調崩しませんように。
Passyさんご自愛下さいね。
心温まるコメントをどうもありがとうございました。
暑さに弱い夢猫さん、酷暑の夏をいかがお過ごしでしょう。
福ちゃん、16歳7ヶ月ですか...
夢猫さんに寄り添って、心穏やかな日々を過ごしていることと
思います。
mamiちゃん家の猫さん達は、お元気かしら。
ひなもココも、私が納得するまでそばにいてくれました。
愛らしく美しい姿で旅立ってくれました。
それでも、寂しく切ない気持ちは消えません。
今の家で迎える「初めての、猫さんのいない夏」は、
娘ファミリーが訪れる日以外は、静かに過ぎて行きます。
時折り、ひなとココが部屋の隅や廊下や階段を、
静かに歩いているような...
そんな気配を感じることがあります。
厳しい暑さの日々が続きますね。
夢猫さんこそ、どうかご自愛ください...