一昨年の5月中旬に、生田緑地ばら苑で出会ったコティリオンです。
四季咲きなので、季節によって花色が微妙に変化すると言われています。
ピンクが強く出るときもあれば、ラベンダーカラーが強く出るときもあります。
開花につれて、ピンクからラベンダーカラーへと変化していくように見えることもあります。
会う度に印象が違うような気がするのは、きっと花色の変化のせいですね。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+薔薇の園2021 * 15 * コティリオン * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜
コティリオン 1999年 アメリカ J&P社作出 | |
コティリオンという名前はフランス語の「Cotillion(コティヨン)」の 英語読みです。 コティヨンは、18世紀初めにフランスで流行り、ヨーロッパ各地に 広まったダンスの1つで、ポルカやワルツに合わせて、4組の男女で 踊るのだそうです。 19世紀以降は、舞踏会の最後に全員で踊り、華やかな締めくくりと したのだそうですよ。 舞踏会のフィナーレのイメージでしょうか... バラ園によっては「コティヨン」と表記されていますが、今回は 生田緑地ばら苑に咲くコティリオンなので、生田緑地ばら苑の表記に 従って「コティリオン」としています。 | |
優美なグラデーションと花色の繊細な変化は、生田緑地ばら苑の スタッフブログでもコティリオンの「おすすめポイント」として 紹介されています。 |
コティリオンに限らず、そして薔薇たちに限らず、花々は毎年季節を巡り続けて
一期一会の出会いで私たちを愉しませてくれます。
出会った瞬間の喜びは、そのとき限りのものですが、心の中に生まれた煌めきや温もりを
どう育んでいくかは私たち次第なのだとしみじみ感じます。
生田緑地ばら苑で撮影したのは、2019年5月19日です。
生田緑地ばら苑のご案内です:
午前中から強い陽射しになってきています。
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