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先日、図書館で見つけた本のご紹介です。
図書館では、折々に季節にふさわしいテーマに沿う本をまとめて展示するコーナーを設けて、
お薦めの本をまとめて紹介してくれています。
前回は、「節分~立春」だったような気がしますが、この日は「バレンタインデー
」がテーマでした。
展示をさらっと見て...装幀の美しさに目を惹かれて、手に取った本が「Love Letters」でした。
バッグに入れて持ち歩くのにちょうどよい小振りなサイズ、しかもしっかりかっちりとした作り...
「持ち歩いてくださいね♪」と、女性読者へのアピール満載の装幀ですね。
装画は、ジャン コクトー...映画「オルフェの遺言」ポスターより...とのことですよ。
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おしゃれな本に仕上げて、9年前のバレンタインデーに 発行したもの...ということのようです。 26人の著名な方々のLove Letterをまとめて... 「 誰に宛てたものかは、それぞれにいろいろ... 必ずしも、恋人宛てとは限りませんよ。
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読む時の心境次第ではないでしょうか... 私は、俵 万智さんの「心に墓を建てる」が心に残りました。 私の場合は友人ですが、ある日突然の訃報を受け取り 様々な思いがよぎりました。 自分で思っていたより、ずっとずっとずっと深く... その方のことを大切に思っていたことに気づきました。
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「君の死を知らせるメール エッセイの中には、段落ごとに合わせて8首の短歌が 織り込まれています。 「大切な人を亡くしたら、心に墓を建てる」 俵万智さんが、心に決めたこととして語られています。 私も心の中に、大切な人たちのお墓を持っています。
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しれませんね... 肉眼では見分けのつかない美しさでした...。.:*・゜ |
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思い思いにエッセイを綴って下さった、26名の方々の中で意外に感じた方は、俳優の長塚京三さん...
小学生の頃から「映画好き」とおっしゃるだけあって、文章がそのまま映像となって浮かんでくる
ヴィヴィッドな印象のエッセイです。
探してみれば、長塚氏の著作はいろいろとあるのかもしれませんね。
お若い頃にモデルの仕事をしていたことがあると、風の便りのように聞いた時
パリの街角で見かけた、長塚氏の端正な立ち姿と歩き方を思い出しました...そして...あぁ...あの歩き方は...
パリコレで観た男性モデルさんたちの歩き方だわ...
そんなことをふと思ったことを思い出しています。
昨夜から未明にかけて激しい風の音が聴こえていましたが、穏やかな晴天に...青空が広がっています。