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散歩がてらに、2週間に1度の図書館通いを始めて3ヶ月ほど経ちました。
以前通っていた、区の中央図書館より規模が小さい図書館です。
こじんまりとまとまっていて、静かな雰囲気がコロナ禍の今、通いやすいように感じています。
昨年、新設された図書館なので、清潔感が漂うところも魅力です。
当然ですが、ベストセラーと呼ばれるような本は、予約をしないと借りることはできません。
今の私には、予約をして連絡が来たら借りに行くということが少しばかり負担に感じられて、
自分が行きたい日に行くというペースで通いたいので、予約をしなくても借りられる本限定で
借りています。
その日にたまたま書架で、読みたい本が見つかる喜びというのもいいものです。
先日は、群ようこさんの「パンとスープと猫びより」の続編を3冊まとめて借りることができました。
群ようこさんの本は人気があるので、これはかなりラッキーなこと。
既に読んだ本もありますが、せっかくきれいに書架に並んでいるのですから、3冊まとめて...
と決めました。
年末年始のお休みが入るので、通常の2週間の期限より長めに借りることができました。
![]() | ![]() 人事異動をきっかけに、亡き母が営んでいた食堂を改装して経営する 決心をする。 パンとスープだけのシンプルなメニューだが、素材はしっかりと選んだ 質の良いもの。 ある日現われた1匹の猫と、周囲の人々に支えられながら店を 切り盛りしていく姿を淡々と... ここまでが、本編。 そして、その後のアキコの生活を、やはり淡々と描き続けている続編の 3冊です。 本当は、もう1冊あるのですが、前回借りて読んだばかりですし この日は、借り出されていたようでした。 ![]() |
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群ようこさんと言えば「かもめ食堂」
「かもめ食堂」でも、「パンとスープと猫びより」でも、映像化されたときは、小林聡美さんが主演でした。
「パンとスープと猫びより」を読んでいると、アキコさんはまるで小林聡美さんのようです。
考え方、感じ方、話し方、猫との暮らし...小林聡美さんのイメージがそのまま目に浮かんでくるのです。
重すぎず、軽すぎず、淡々とした語り口が、今の私には心地よく感じます。
淡々と...とは言え、重い話題も盛り込まれているのですよ。
暗く重いテーマや背景も存在するのですが、暗転していかないさりげなさが、
群ようこさんの力量だと感じています。
片付け物やお正月準備に、少し疲れてティーブレーク...そんな時間に少しずつ
読んでいます。
猫さんとの暮らし、突然の別れ、涙の日々、新しい出会い...猫さんたちを愛する
アキコさんは、小林聡美さんのようでもあり、群ようこさんご自身のようでもあり...
もしかしたら、すぐ近くにいる誰かなのかもしれません。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
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着物を日常に取り入れているのがいいなあと・・・
そういえば小林聡美さんとイメージがかぶりますね。
ワタシもパンとスープと・・・シリーズ、図書館で探してみます。
私も群ようこさんの本が大好きです!
彼女の原作を映画化した、かもめ食堂、何度も観ました。
ほんとにそうですよね、小林聡美さんの自然体の雰囲気が、群ようこさんの作品のイメージそのものだと思います。
映画の、かもめ食堂、プール、メガネもご覧になりましたか?映画では、いつも、もたいまさこさんと出ていますが、ゆる~い癒しの二人の映画にも癒されます。
私もまた本が読みたくなりましたよ(^-^)
共感出来て嬉しくなりコメントしました(*^^*)
そうそう、群ようこさんはお着物がお好き。
お着物姿で小唄のお稽古に...と読んだ記憶があります。
染めより織り...と、渋めのお好みですよね。
お若い頃から、編み物がお上手だったり、そうかと思えば
高校生の頃はスポーツ系の部活で部長。
同世代の私としては、いつも興味深く群さんのお話を読んでいます。
エッセイも小説も、軽やかな気持ちにさせてくれながら
しみじみともさせてくださる作家さんのお1人ですね。
ご訪問、どうもありがとうございます。
共感のコメント
はい、もちろん「プール」「メガネ」も好きですよ。
もたいまさこさんとは、「やっぱり猫が好き」の長女と三女でしたよね、と古い話題。
息の合ったやりとり、いいですよね。
「パンとスープと猫びより」でも、アキコさんを幼い頃から
厳しくも温かく見守る、ご近所の喫茶店のママ役。
本を読むと、もたいまさこさんと小林聡美さんが会話を交わすシーンが
生き生きと見えてくるようです。
keikoさん、また群ようこさんのお話がご一緒できたら光栄です。