梅を見に＠京王百草園

今年の梅の開花は遅れているようです。
開花しようとしたところに寒波が停滞して
体内時計に支障をきたしたのでしょうか。

生き物ですから、そうそう人間たちの都合には
合わせられないのは当然ですね。

お彼岸間近なのに、まだ早咲きの種類しか
開花を迎えていないようです。

ふと思いついて、友人と京王百草園を初訪問してみました。
噂に聞く「急坂」とは、このことね．．．と思いながら
せっせと坂道を登りました。

	急坂を登り切ると山門が見えてきます。 車では来れませんし、車椅子での訪問も 　無理なようです。 　元気なうちに訪れておきたい庭園です。
庭園前の通りの名前は「百草園通り」ですよ。
	梅の花は、園全体で５分咲きだそうです。
初訪問ですから、坂道での疲れも忘れて 　わくわくしながら門をくぐったら 　素敵な郵便受けがお出迎えしてくれています。
	木彫りの小鳥のお出迎え 園内には小鳥もいるはず、楽しみです
苔むした屋根には 　梅の花びらがひとひら
	咲き始めた梅の花を眺めながら 　ゆっくりと順路に従って歩いて行くと 　いつの間にか美しい見晴らし 梅だけではなくて、葉をすべて落とした 　いちょうの大木の姿もみごとです。 　紅葉の頃にも訪れたくなってきます。
立派な古木は「寿昌梅」です。 足元には福寿草がたくさん咲いています。
	寿昌梅は、まだ２～３分咲きです。 　右後方に見えるのが早咲きの「蓮久」 　美しい淡紅色の八重咲きです。
茅葺屋根の松連庵と寿昌梅の 　間に見える蓮久（れんきゅう）は 　いっそう華やかに見えます。
	園内の案内図も分かりやすく 　あちこちにさり気なくベンチもあり 　ゆっくりと散策できる庭園です。

打ち合わせて、お弁当を持参で行きましたから
小鳥の声を聞きながら、春の訪れを楽しみながら
まだまだ「小さな和散歩」は続きます。


　「京王百草園」のサイトです


　素晴らしい快晴と思いましたが雲が流れて、午後は少し曇り空でした。