連休中は、ゆったりのんびり過ごして
長引いている風邪を治しましょうと
何の予定も入れず、ほとんど「自主的自宅謹慎」状態で
過ごしていたのですが...
その甲斐もなく...
日曜日に突然、右耳が塞がったような状態になって
あらあらぁ~っと思う間もなく激痛に襲われ
あぁ、これは尋常ではないわ...
と、思いつつも救急病院に駆け込む元気も勇気もなく
大して効かない鎮痛剤でごまかして
連休が明けるのを待ちました
とりあえず、ネットで検索して
冷やすといいらしいということで
ひえピタを耳から顎にかけて貼り付けて
これはどう考えても中耳炎というものでしょう
そう覚悟して、耳鼻科を訪れました
古い診察券を持参したら、まぁ9年ぶりですね
受付でそう言われました
このところ耳鼻科の調子はずっとよかったのね
そう実感した一言でした
待つこと1時間半
お久しぶりにお目にかかる先生は
どれどれと耳を覗いたとたんに、のけぞるように
「これは、痛いでしょう!」
「はい、痛いんです 」
トップの画像の絵の外耳道と鼓膜の部分を拡大して
手描きで解説してくださる先生の声が遠のき
うなずいているつもりでしたが
先生の目には、ただの顔面蒼白にしか見えなかったようで
「大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です」
「今すぐに切開するのが嫌なら、お薬で1週間位落ち着かせて
散らして、それからでもいいんですよ」
どうやら、切開するのが恐ろしくてそんな風になったと
思われたらしく...
手描きの絵による解説は
普通は、鼓膜部分が腫れて炎症がひどいから切開
そう結論を出すのですが
私の場合は、そこを超えて鼓膜の一部が
赤く飛び出ていますとのこと
はぁ...道理で痛いはずだわ...納得
このところ何となく体調がすぐれず
ぐずぐず状態が続いているので
ここは早急にきっぱりとけりをつけましょうと決めて
「いますぐ切ってください」とお願いしました
鼓膜を切る瞬間より、その後に
たまっていた膿を抽出する瞬間の方が痛かったのでした
一瞬、意識が遠のいたような気もしたのですが
気づいたら先生が手を取って脈を計ってくれていました
失神してしまったかと思ったのだそうです
数日間は朝晩の2回「耳浴」ということをしなければいけないそうです
点眼薬のような形状のボトルに入った点耳薬を
悪い方の耳を上にして横たわり注入
10分間そのままで...10分後にゆっくりと起き上がり
反対側に頭を傾けて、耳の中の薬液をティッシュでふき取ります
あっ、注入する前にマグカップなどで点耳薬を
湯煎のようにして人肌に温めるのですって...
冷たいまま入れてしまうと、めまいしたりすることもあるんですよ
って、こわいですよねぇ...
何もかも初めてのことでびっくり&どっきり、です
たださえだるいので、10分間横たわっている間に
眠ってしまったらどうしましょう
などとおかしな不安にかられたりして...
看護師さんに点耳薬の使用法を指導していただいて
帰り道に薬局で処方箋を渡すと...
あらまぁ、山盛りのお薬にびっくり
この錠剤とカプセルの他に例の点耳薬と
鼻の炎症を鎮めるためのスプレイ
痛みがひどくなったときのための頓服薬
数年ぶりの「お薬どっさり状態」になってしまったのでした
それにしても、生まれて初めての中耳炎
ここまでの痛みがあるものとは想像もしたことが
ありませんでした
小さいお子さまが中耳炎に...って
よく聞きますよね
なんてかわいそうなんでしょう
これではもう、泣くしかないですよね
でも、きっと大泣きすると充血して
痛みがもっとひどくなるような気もします
もしも身近なお子さまが「お耳がへん...」と言ったら
すぐに耳鼻科に連れて行ってあげてくださいね
今は、痛みも和らぎ、処置が終わった安心感で
気持ちも安定しています
「入浴&シャンプー禁止」が、かなりつらいですが...
私の高熱も記憶にないくらい久々です。
熱が落ち着いてくると、
肋骨にひびでも入ってしまったかと思うほどの
ひどいセキに悩まされている最中です。
耳が痛いのは、脳に直接響きさぞ痛いでしょうね。
お大事になさってくださいませ。
症状も薬で抑えているめんもありますしね。
ですよねぇ
おそらく、私はもう最悪のピークは超えたと思われます
Bagatelleさんの回復、心からお祈りしつつ
体調不良の中でのコメントに
感謝しています