Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
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四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

薔薇の園 2024 * 16 * マダム メラニー スーペール * 生田緑地ばら苑 *

2024-06-10 | 薔薇の園

 

生田緑地ばら苑の奥深く...歴史のある貴重な薔薇たちが大切に育てられている素敵なエリアがあります。

友人と私は、訪れる人たちがあまり多くないその場所がお気に入りなのです。

訪れる度に、新鮮な出会いに恵まれる場所...毎回、思いがけない出会いに恵まれています.。.:*・゜

以前にもお話しましたが...生田緑地ばら苑は、2002年の閉園に伴い向ヶ丘遊園から川崎市が引き継ぎ、

管理は、川崎市民ボランティアの方たちの熱心な活動で支えられています。

歴史のある向ヶ丘遊園のばら苑で育てられていた貴重な既存品種の保存を最優先に管理しているばら苑...

ボランティアの方たちが、年間を通じて愛情を込めて手入れを続けて下さっている、そんな様子が

伝わってくる素敵なばら苑です。

今日ご紹介するマダム メラニー スーペールも、薔薇の歴史上で貴重な薔薇の1つです。

オールドローズからモダンローズへと変わりゆく薔薇の世界で、架け橋のような存在となったアーリーモダンローズ。

マダム メラニー スーペールも、貴重なアーリーモダンローズの1つです。

 

゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2024 * 16 * マダム メラニー スーペール *  * +.。.:*・゜+.。.:*・゜

フランスで生まれたマダム メラニー スーペールは、

 かつてヨーロッパでは、消滅の危機を迎えていた時期が

 あったのだそうです。

 偶然の出会いもあり、今にも枯れてしまいそうだった

 マダム メラニー スーペールを日本に持ち込んで下さった

 方は、京阪園芸の育種家である岡本 勘治郎さんでした。

 岡本氏は、京阪園芸の小山内 健氏に届け...

 枯れてしまいそうになった、この貴重な薔薇を小山内氏が

 見事に復活させることができたのだそうです。 

1905年に誕生して...戦禍を経て...やがて

 滅亡の危機を迎えて...

 2006年に、日本人の手によって蘇った薔薇.。.:*・゜

 今は、こうして生田緑地ばら苑でも華麗に咲いています。

マダム メラニー スーペールを作出した方は...

 「リヨンの魔術師」と呼ばれる Joseph Pernet-Ducher氏。

 そして...魔術師の魔法を日本人の薔薇スペシャリストの

 小山内 健氏が守ってくださったのですね...


蘇ってくれて、どうもありがとう.。.:*・゜

 
 

オールドローズからモダンローズへと変わりゆく

 薔薇の世界で、架け橋のような役目を果たしてくれた

 アーリーモダンローズたちの1つです.。.:*・゜

マダム メラニー スーペール

1905年 フランス  Joseph Pernet-Ducher氏

           (ペルネ デュシェ氏) 作出

   
 

 

 

生田緑地ばら苑は、1年に2回それぞれ2週間ほど、春と秋に無料で開苑してくださいます。

期間中は、ボランティアの方たちが小さなテントの下で、苑内マップを用意してくださって...

マップのそばには、寄附金のための小箱が用意されています。

寄附金のお礼にと...花の種を数種類、用意してくださっていますから...好みのお花の種を

記念に持ち帰らせて頂けますよ♪

我が家の食卓で、長年活躍してくれているバジルは...生田緑地ばら苑から....。.:*・゜

 


 生田緑地ばら苑のご案内です


 東京では、予報より晴れ間が続いています...



 

 

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