まったりパステル気分

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北京旅行記 定陵地下宮殿1

2009-07-08 14:10:11 | 北京旅行
定陵続きです
地下のお墓の入り口にやってきました
とってもセキュリティが厳しかったです

エジプトで受けたセキュリティチェックと一緒の器械がありました
お墓の中はお酒も持ち込み禁止です
お昼にお酒が出たのですがそれも取り上げられるということで
ガイドさんが預かってくれてました
よく考えたらそうだよね今からものすごく深い地下へ行くのに
もし火がついたら大変なことになるもん
想像しただけでも怖いです
では、階段をずーっと降りていきます

この部分は今の人がつくったものだよね
地下宮殿の深さは約27メートル九階建てのビルの高さだそうな

おりたとこにあるのがここ
なんかここにはお金がいっぱい置いてありました
どこでもご利益があるように置くのかな?
うちの子が持って帰りたそうだったから危険
ほんとに持って帰るからねうちの子は
お願いだからやめて!と言い含めとっとと次の場所へ

トンネルをぬけると

こんな場所へ
皇帝や皇后の椅子がおいてあります
もちろんこのつぼの中にもお金が入ってました

皇帝の玉座
大理石でつくられています
冷たくてすわり心地悪そうだけど
エジプトでもそうだけど死後にここで生活しても困らないように
生前と同じ生活道具を納めてあったそうな
そして一番奥

赤い大きな棺がでん!と置いてあります
本物は腐食がすすんでいたのでいまここにあるのはレプリカ
真ん中は万暦帝で両端がふたりの皇后
この万暦帝をちょっと調べてみるとおもしろい
この王様はあまり立派な人ではなかったらしい
そして第一婦人の皇后との間に子供はいない
第二婦人の皇后との間に跡取りの息子ができたのですが
この第二婦人の孝靖皇后がかわいそう
もとは万暦帝のお母さんに仕えていたのですが
王の目にとまり一夜を共にするのですがそれっきり
ところが子供ができていることが判明します
あわてて妃になるのですが
万暦帝にはものすごく愛する愛人がいました
なのでこの方はずっと皇帝にうとまれつづけ
幽閉までされてしまいそのままこの世を去るのです
この時点では皇后ではないのですが
この人の孫の皇帝により皇后にされここに埋葬されたのです

もっとくわしく聞くとさらにかわいそうなのですが
長いのでここまでにします

ガイドさんの説明では第一婦人を第二婦人が暗殺した
と言っていましたがほんとのとこはどうなのかな?


ここにはいっぱい財宝があったんだね
このコンクリートのようなドーム型の壁も大理石だそう
ものすごいお金をかけてここはつくられました

続きはまた今度


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