音曲亭ぱつら

ジャズプレイヤー金子雄生の音曲話と与太郎的日常生活におけるその傾向と対策に関する一考察

Live photo 2014.10~12

2014年12月29日 | ライブ/イベント報告
今年の

後半3ヶ月のライブ写真を改めて見ると

本当にいろんなことをやらせてもらってるなあ、と思うわけです。

あらゆる場面で 金子雄生の音を必要とされるなんて光栄だし、名誉なことだ。

喜びを感じつつ、また気持ちが引き締まる。



10//4(土)→10/5(日)
開座 成田彰俊 弾き歌い「善知鳥 傍らに、うとう」@ 開座 森下アトリエ
 

長年、開座で舞踏家といっしょに舞台を創ってきたギタリストの成田彰俊さんのコンサート。
成田さんをサポートするミュジシャンもまた 開座に出演するミュジシャンたち。
そして、裏方には舞踏家がサポートにまわる。
とてもいいステージだった。

伊藤啓太 Contrabass
鶴賀 伊勢一郎 三味線
金子雄生 Trumpet・民族楽器
田中まさよし 和太鼓
佐一 Guitar
企画・演出:岡庭秀之



10/23 
金子雄生(tp)+ 広本雄次(tabla)DUO @ 大阪Futuro


さて、ここから3本は関西ライブだ。
急遽、決まった関西行きだが、出演先のオーナーや、ブッキングに快く協力してくれた音楽家の皆さんに感謝しなければ、バチが当たる。

大阪、初日は 昨年もお世話になったFuturo
センスのいい アンティークも扱うこの店は とても気持ちが落ち着く。
この日、初対面のタブラ奏者の広本雄次さんは、同い年だった。




















10/25
ひらかれた月 / opening to the moon @ 西宮 ameen's oven


東京よりトランペット・ドンソ ンゴ二奏者の金子雄生がやってくる。
秋の新月、始まりの夜の音楽、ギター wa-no、タブラ広本雄次とともに。
耳をすませ、蟋蟀のように。。。

阪急夙川駅の近くにある とても評判のパン屋、アミーンズ・オーブンにて。
この店のオーナーであり、詩人のミシマ ショージさんの詩の朗読とのコラボレーション。
刺激的な一夜。





>10/26
Session @ 天満Bamboo Club

トランペット奏者でありながらバスクラリネットも演奏するという、有本羅人さんが 私の来阪の為にセットしてくださったセッション。
お客さんの中には以前 東京でお世話になった方のお顔も。うれしかった。
この日集ったミュジシャンは皆、一筋縄ではいかない曲者ばかりww。一層、気合いが入りましたw
もう少しゆっくり、とまではいかなくても、もうすこし関西に居たかったなあ。
企画をしっかりたてて また来年、来ようと思ったぱつらでありました。


10/29
「DUO」金子雄生(tp)+ 渡部みか(舞踏)/青森(舞踏)@ Violon


東京に戻ってすぐ。
開座の岡庭秀之氏の元で揉まれている若手舞踏家のふたりと それぞれ45分ずつのDUOライブ。
さすがに、舞台度胸のあるお二人ですから 45分はあっという間。
開座という看板をはずした、からだひとつ。
あたしも、90分のソロ演奏がほんのつかの間に思える程でした。















10/31
《君は夕暮れの火を見る》 ~即興音楽・ダンスによる秋の一夜~ @ 喫茶茶会記


照内央晴 piano/企画+松本ちはや percussion Duo
金子雄生 trumpet,other+Margatica dance Duo

ピアニスト照内央晴さんの企画に加わらせてもらいました。DUOがふた組、ということではなく、計算された響きの構成、というのだろうか。
とてもいい企画でした。照明のつかいかたなど、あたしも もう少し気を使わねば!!
と、すこし考える。

で、何故かこの二枚の写真、相手がちがうwww
これは、最後の場面。
へんな感じだなあw













11/16
井上弘久朗読演劇 ソロライブ @ 新宿Black Sun


11月前半は、打ち合わせやリハーサルが重なって、しかもそれがなかなか 仕事の順番にくるわけではないから、元来 器用にこなせない性分なので 頭の整理がむつかしい。

助かったのは、それらがみんなちがった性質のものだったから。

今年に入って4度目の「井上弘久朗読演劇 ソロライブ」
12月の最終公演の演目は何度も上演してきた「町でいちばんの美女」だ。
その前にもってきて、新作をやるのである!その新作の音楽を金子雄生に、とのことだ!
台本をいただいて じっくり読んで、変な汗が出てきて、とまどいも焦りもじわじわと迫ってきて。。
当日のリハーサルまでいろいろやっていましたが
本番はバッチリ決まりました!

ただね、前回の照内さんの企画から、照明にはもう少し気を使おうと思います。









11/26
金子雄生 Solo Live @ Violon


孤独で、晒されるような感覚をもつ Solo Workが、時折、オアシスのように感じるときがあったりしてw
この日は、リペアマンTくんが組み上げてくれたオールド・バックのトランペットと、普段使っているトラッドのDonso n'goniを自分仕様に細工したものを使って
演奏した。
何かがひらいて、何かがとじた。
あたしにとってSolo演奏は大切な作業だ。






11/27
「木曜演奏会」
金子雄生(tp,other)+ちゃるぱーさ(佐藤圭一・やぎちさと)@ 風紋
★ルバイヤートの世界


かつては文壇バーと呼ばれた、太宰治の小説のモデルにもなった林聖子さんが経営する1961年創業のバー。

その風紋で「木曜演奏会」を企画している舞踏さんの亞弥さんからお話をいただいて実現しました。
亞弥さんからのお題は「文学」
そこで、一年ほどお休みしている「poetry boat」のこともあって、アフガン・ミュージックユニット「ちゃるぱーさ」のお二人にお力を借りて、以前からやりたかったルバーイヤートをやることに。
四行詩を翻訳をぱつらが、ペルシャ語での朗読をやぎちさとさん。

民族衣装まで着せてもらいました。

おかげさまで、好評でした。

この流れで「poetry boat」を再開出来ればいいなあ。








12/14
井上弘久朗読演劇 ソロライブ ブコウスキー没後20年「町でいちばんの美女」@ 南青山MANDALA


今年に入って このストーリーを演るのは4度目だから もう楽勝〜
とは、させてもらえなかった。全然。
この本の翻訳家でもある、青野聰さんが演出に加わり、ガラッと作品が変わった。
当然、音楽も変わる。テーマ曲の作曲。主人公キャスのテーマの作曲。
使用楽器も変わる。
ラッパはコルネットからクールに響くトランペットに。
土産物の、か細い音のアフリカのハープ。
アフリカのチューニングしてあったカリンバは バロック調のスケールに組み直した。
何もかもが変わって、新作以上に難しく思えた。
が、本番は大成功。満員のお客さんから大きな拍手をいただきましたよ。
写真撮影禁止だったらしく、残念ながら私の手元には画像がないのです。
関係者の方、くださいw

。。と言ってみると、送って下さいましたw



う〜ん、やっぱり照明さんがいらっしゃるとちがいます。








12/19
DUO・DUO/金子雄生+河崎純・田井中圭+熊坂るつこ@ 喫茶茶会記


新進気鋭の若手ミュジシャンのDuoと金子+河崎「ふたつの月」のDUO・DUO企画
若い彼らはどういうDUOを聴かせてくれるのか、期待してきいていると
オリジナル曲に即興演奏の要素をとりいれて、見事に演奏していた。
我らだって負けていられません。
久しぶりの河崎純とのDUOは、とても気持ちよく ゆったりとした 異次元を彷徨う。

最後に、ありがちな「みんなで即興演奏」はどうしても避けたかったので、代わりにクリスマスソングをw
これも、なんだか不思議な時間でしたw











12/22
Super Session #3 金子雄生+林栄一+カイドーユタカ+外山明 @ 自由が丘hyphen


半年に一度のペースで行きましょう、となって 三度目のセッション。
Carlos Wardの一風変わった曲なども取り入れたSuper Sessionのサウンドははじめからものすごいことになりました。音の渦は最後まで大きなうねりをあげていました。
お客さんが「泣けました」といいました。
決して後悔しない演奏をしなければ。
この日のように。



12/27
嘉村敦子+森重靖宗+金子雄生 Session @Bar Isshee


ロンドンの嘉村敦子さんから年末に帰国するという連絡をうけ、急遽決定。
森重さんと金子とのトリオ。初顔合わせの面々。
とってもいいトリオだった。
不可思議で、ユーモラスで
夫々の距離感がとてもここちいい。

なので。。
来年、5月に再演決定!
今から楽しみだ。




さて、これで2014年のライブスケジュールはすべて終了。
一年間、ありがとうございました。
来年もいっそう、皆さんに楽しんでいただけるよう、頑張っていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。


ぱつら






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