私を支えてくれた言葉

今年は喪中はがきが多かった。
住所変更を知らせるために、寒中見舞いを書こうとしていた時のこと。

参考にしよう・・・と久しぶりに手に取った本から、ひらりと切り抜きが落ちてきた。

これ、なんだっけ？？

・・・・

ああ、これか。これだったんだ。


ものすごく懐かしくて、大切な切り抜きが出てきた。


　　　「道」　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　あいだみつを

長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしてもとおらなければ
ならぬ道　というものが
あるんだな

そんなときはその道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな

黙って歩くんだよ
ただ黙って
なみだなんか見せちゃダメだぜ

そしてなあ
そのときなんだよ

人間としての
いのちの根が
ふかくなるのは


あいだみつを「しあわせはいつも」（文化出版局）より



２０代の頃、とても苦しい経験をしました。
いろんな本を読んで、いろんな人に相談して、いろんな人やものに支えられた。

私を支えてくれた言葉のひとつです。
あの時の経験があるからこそ、今の私があります。


いま　もしあなたが
とてもつらい状況であったならば

この言葉が
ほんの少しでも
あなたの助けになりますように。