まちぼうけ

今日は2回目のインフルエンザ予防接種日。

寒くなったせいか、待合室は激混み。
1時間も待たされました。

注射は暴れやしないかと心配したけど、うたれるときに「あ、あ～」と発しただけであっさり終了。ものすごくよい子でした。


病院からの帰り道に、がんばったご褒美に大好きな餃子を買って帰ろうと、香港料理の店に立ち寄る。

テイクアウトは4度目。

「持ち帰りで2人前お願いします」

レジの店員さんは怪訝な顔。厨房の料理人さんが「ダイジョウブ」と一言。
ここのスタッフは全員香港の人のようだ。

しばらく外で電車見る旨を告げて、店の外に出る。
運良く、5分後に電車が通る。あきはとりあえずそれで大満足。

寒い日だったから、お店の中で待つことにする。

10分、20分、30分・・・・「今日はなんか遅いな。」

厨房で人が動くたびに今度はうちかな？と思うが期待はずれ。


40分、さすがに「まだですか？」と尋ねる。餃子を種から作ったとしても遅すぎる。

調理場の男の人が「30分・・・・」と答える。

時刻は12：25。

あ、あと5分でできるのか・・・。

しかし・・・それから10分経過。

出てこない・・・。

店員さんたちは談笑している。


「あと何分でできるの？！　もう、1時間ちかく待たされてるんだけど。」
さすがに、頭に来て聞き直す。

そばにいたお客さんがどうやら香港系のひとだったらしく、とっさに通訳に立つ。

ここで厨房の一同、事情を理解したようだ。


だけど「え？注文されてたの？」

こんな表情だった。


これにはキレました。

「もしかして、注文していないと思っていたの？ずーっと待っていたのに。どうして！！」

「２度とここには来ませんから」

そう言い放って寒空にでる。

あきが、餃子が食べられなくなったことをあまりよく判っていなかったことだけが救いだった。

マンションの隣のお店で、やっとおいしいお店ができたと喜んでいたのに、二度と行けなくなりました。

美味しいのにお客さんの入りはいまひとつ。
もしかしたら、こんな風なかみ合わないやり取りが他にもあるのが原因なのかも・・・と思ってしまった。ここでお店を構えるなら、最低限の日本語はわかっているべきなのに。

くやしい・・・というよりなんだか悲しかった。


家へ帰ってチャーハンを作る。

それを、「んん～おいし～」とうれしそうに食べるあき。
この笑顔で胸の痛みがすこしだけ和らぐ。

わが子がとても愛しく思えた日でした。