手話を勉強中

手話の勉強中に、気になったことや気付いたことなど

おバカな怪我4

2019-05-06 09:23:38 | 日常
 手術当日、「手術は午後から」だというので、
遠方に住む妹(高速を使って車で5時間ほどかかる)に電話する。
妹には一人息子がいるが、既に結婚していて、現在は旦那と二人暮らし。
簡単な手術だから、大丈夫だといったんだけど、旦那が電話に出て、
都合がつき次第行きますからとのこと。
電話を終わって、来てもらう必要ないから電話しないほうがよかったかなー
とか、でも、電話しなかったら後で怒るだろうなーとか考える。
 そうこうしているうちに、看護婦さんが、今から手術ですと
呼びにくる。ストレッチャーに乗せられて、2階の手術室に。
まずは、麻酔の注射から。体を横向きにされた後、麻酔のお医者さんが、
  「痛みを消すために麻酔の注射をしますが、これが一番痛い。」
と、ちょっと引いてしまうギャグを言いながら背中に麻酔注射。
「半身麻酔ですから、意識はしっかりしているし、痛みは感じませんが、
触られた感じと冷たさわ分かりますから」
とか言いながら、メスか何かを左足付け根辺りに当てたらしく、
モノに触った感じと冷たさが伝わってくる。「分かりますか?」
と聞かれ、「はい」と答える。
その後、なんか足の付け根がチクチクする。お医者さんが、
「これ痛いですか?」と聞くので、「ちょっと痛いです」と返す。
「まだ、麻酔が完全には効いてないようですね。少し待ちましょう。」
少しして、また、「これ痛いですか?」の質問、「いいえ」と返す。
「麻酔が効いてきましたね。」
はいはいそうですかって感じ。患者って全く無力!
さあ、手術が始まるんだ!

おバカな怪我2

2019-05-03 19:18:16 | 日常
救急車で、救急病院に運ばれて、まずはレントゲン撮影。
左の腰辺りを、様々な角度と姿勢で何枚も撮ってました。
こっちは、姿勢を変えさせられるたびに、
「イテテッ!」でした。
レントゲンが終わって、暫くすると、看護婦さんがやって来て、
「大腿骨が折れてますね。手術が必要です。」とのこと。
それを聞いて、思ったのは、『そうか、骨折してたのかー。
救急車を呼んだのは大正解!・・・でも、骨折で手術?
骨折は、普通、ギブスとかはめてゆっくり時間かけて治すもので、
手術はいらないんじゃないのー』
疑問に思ったので、その場で、看護婦さんに聞いてみる。
看護婦さん、ちょっと困ったような顔をして、
「後で、先生(担当のお医者さん)から、説明がありますから」
とのこと。そのまま、病室に運ばれました。
 しばらく、うとうとしていたんですが、担当のお医者さんが
説明にやってきました。その説明は要約すると、
 ・大腿骨が折れている
 ・大腿骨と骨盤の間に軟骨があるが、動き回ったせいで、
  この軟骨まで、ぐしゃぐしゃになってる
 ・その場所は、血の巡りが悪いので、そのままにしておいても
  治る見込みはない。昔だったら、『寝たきり』になる
  典型的な状態
 ・だから、大腿骨上部と軟骨部分を金属で置き換える手術が
  必要
 ・幸い、明後日に時間があるからその日に手術する
でした。
 説明を聞いて、その時思ったことを要約すると、
 ・救急車を呼んだのは正解だったけど、
  呼ぶタイミングは不正解だったんだ
 ・えっ、今日は家に帰れないの?
 ・明後日手術って、ちょっと突然過ぎないー
でした。今考えると、全く緊張感とか悲壮感とかなくて、
かといって、楽観的だったわけでもないんですが・・・
せめて、手術すれば、歩けるようになるのか、それとも、
今後はずっと車いす生活になるのかとか、いろいろ疑問が
出そうなもんですが、その時は、明後日手術かー、あんまり
手術したくないなーなんて思ってました。
もう、能天気としか言いようがありません。