手話を勉強中

手話の勉強中に、気になったことや気付いたことなど

おバカな怪我(補足)

2019-05-22 21:36:47 | 日常
反省点、二つ忘れてました。

 ひとつは、入院中、手話の勉強を全くしなかったことです。
 パソコンの中には、YouTubeからダウンロードした手話動画が
たくさん(ほんとにたくさん)保存されてます。
 手話に関しては、単語を覚えるのは楽しくて好きなんですが、
動画を見るのは苦手です。仕方ないので、
  「午前中のある時間帯は、手話動画を見る」
を日課に組み入れて、
  「それをしないと他の楽しいことに進めない」
ことにして、動画を一日に一度は見ていました。
 『入院中だから、普段の日課はしなくていいやー』
で、動画を見なかったのなら、まだ可愛げがありますが、
手話の事はきれいさっぱり忘れてました。
 猛反省が必要なんですが、気分は『まっ、しょうがないか。』です。
つくづく、因果な嗜好を持ってるなーとため息が出ます。

 もう一つは、『痛み』に関することです。高校生の時、
おなかが痛くて、学校を休んで寝ていたことがありました。
食あたりか何かで、2~3日ほど寝てれば回復するだろうと思い、
我慢して寝ていました。どうにも我慢できなくなって、
父親に医者に連れて行ってもらったんですが、
お医者さん曰く「盲腸。即入院だよ。」。
2時間後には、手術台上でうなされていました。
ここから、1週間くらいの記憶はありません。
後で父から聞いたんですが、
  「手術には最後まで立ち会うつもりだった。けど、
  開腹したら、手術室が臭くなって
  最後までは手術室にいられなかった。」
とのこと。どうやら虫垂破裂かその寸前までいってたようです。
余談ですが、このときは、入院3か月、体重が15キロほど減りました。
半分死にかけたようです。
 この時、我慢してはいけない痛みかどうかの判別を意識するように
なれてたらよかったんですが。(全然、そんな自覚ありませんでした。)
ついでに、記しておきます。
  今では、『痛みは無視するかしないか』で、
  高校生の頃は、『痛みは我慢するかしないか』で
表しました。なんとなくですが、
  自分の感覚から、その表現が適切
と思うからです。いえ、厳密に区別してるわけじゃありません。
強いて言うなら、痛みと対峙した時、
  我慢する・・・・・どうにもならないから、耐えるんだー
  無視する・・・・・煩わしいけど、ほっとけ
みたいな感じです。
 いつ頃、我慢が無視に変わったのかは分かりません。
何か、きっかけみたいなものがあったのかもしれませんが、
不明です。

おバカな怪我13

2019-05-17 15:17:24 | 日常
さすがに一週間もスクラッチばっかりしていると、飽きてきます。
タイミングよく、その頃にやっと退院許可が出ました。
入院から2週間、「長かったー」と思ってたんですが、
普通は3週間程の入院が必要だとのこと。私の場合、
 「入院前に薬と無縁だったことから、
 薬がよく効いて回復が早かったんだろう」
とのことでした。本当は、決まり事を守らない不良患者を
早く追い出したかったのかもしれません。
なにはともあれ、めでたく退院の運びとなりました。
入院中、何人かの方々がお見舞いに来てくださいました。
嬉しかったです。ありがとうございます。
・・・
今回の反省点:
痛み(心も体も)に関して、以前から、二通りの分類をしています。
一つは、
 無視できる痛み 対 無視できない痛み
で、もう一つは、
 無視してはいけない痛み 対 無視しても構わない痛み
です。以前は、
 無視できる痛み = 無視しても構わない痛み
と考えてました。ところが、今回は、
 今回の最初の痛み < 無視できる痛み
だったので、等式を当てはめ、
 今回の最初の痛み < 無視しても構わない痛み
で、動き回ったのが事態を悪化させました。
今後は、
 無視できる痛み と 無視しても構わない痛み
は、それぞれ独立に判断していくことにします。
っと、もう一つ。
 年寄りは思ったように体が動いていない場合が多々あるんだから、
用心の上にも用心して行動するようにします。

おバカな怪我12

2019-05-15 08:39:37 | 日常
体調が回復すると、入院はとても退屈です。
できることが限られているからです。
退屈しのぎのためだと思いますが、
入院患者用にベッドの横にテレビが置かれています。
テレビを見る習慣のない私は、どうやって時間を過ごすか・・・
持ってきてもらったノートパソコンが役に立ちました。
病院内では、ネット接続はできませんが、
パソコン内に取り込んだデータは色々ありましたから。
アップロードした自サイトの元データ(これは、パソコン内にある)の
見直しでもしようかと思ったんですが、
「スクラッチ」があることを思い出しました。
「スクラッチ」とは、
  子供が、プログラミングを遊びながら学べる教材
として、MITが開発したソフトウェアで、無償で公開されています。
 実は、所属しているパソコンクラブで、
  スクラッチを学ぶため、外部講師による講習会
を計画していました。講習会を受ける前準備として、
スクラッチのダウンロードとセットアップは既に済ませていました。
「講習会を受けられないから、自分で勉強するしかないなー」と
思いながら、スクラッチをいじくってみることにしました。
ハマりました。面白い! 始める前は、
 『まあお子様向けだから、自力でも何とか理解できるだろう』
と考えていたんですが・・・
プログラミング言語としての「スクラッチ」は、
  究極の超高級言語
ですね。処理速度が遅く、長い複雑なプログラムは作成困難などの
短所はありますが、簡単なプログラムなら容易に作成できます。
一週間ほどは、睡眠と食事等以外の時間は殆ど「スクラッチ」で
遊んでました。

おバカな怪我11

2019-05-13 10:39:01 | 日常
手術から1週間、杖にも慣れた頃、やっと外出許可が下りました。
早速、病院の向かいにあるコンビニへの外出申請をし、
(理由欄には、「コーヒーが飲みたいから」と記したけど・・・)
コンビニの喫煙場所で、久々の煙草を吸いました。
??? おいしくない! ???
まだ、体調が完全には戻ってないため?
恐らくそうなんだと思います。
昔気に入っていた、煙草に関するフレーズ:
 『今日も元気だ!タバコが旨い!』
を思い出しました。いつも冗談半分に言ってたんですが、
真実だったようです。
・・・
 体調が悪い時の煙草に関して、ハムレットの友人のことを
思い出しました。彼はヘビースモーカーで、
体調に関係なくいつも煙草を吸っていました。
ある時、彼が風邪を引いても煙草を吸っているので、
「美味しくないだろ?」と聞いたことがありました。
彼、曰く。
「うん、美味しくない。でも、今吸ってるこの煙草が
美味しくないんであって、次に吸うたばこ(新しい一本)は、
美味しいに違いない!と思ってしまう。」
おいっ、おいっ・・・そんなわけないだろう!
私もそうですが、彼は論理に関するスペシャリストです。
にもかかわらず、はなはだ非論理的な考えをしてしまう。
何ともあきれた話ですが、彼の考えに同調してしまう自分がいます。
ちょっと怖いというか情けない。

おバカな怪我10

2019-05-12 12:14:34 | 日常
初めて車いすに乗ったので、面白くて病室のある階(4階)を
車いすで行ったり来たりしてました。看護婦さんに、
 「車いすに乗るときは、ちゃんと靴を履きなさい!」
と怒られる。
(本当は、「用もないのにうろちょろするな!」と言いたかったのかも?)
リハビリの効果で、回復は順調でした。
二日後には、車いすから杖に変更となりました。
・・・
実は、私は喫煙者です。2日間で、一箱ほど煙草を吸います。
入院してからは、全くタバコが吸えません。杖を使えば歩けるので、
病院内に喫煙場所があったらそこで煙草を吸おうと思い、看護婦さんに、
 「病院には、喫煙場所ある?」
と聞きました。返事は、
 「病院内は禁煙です!(まあ、そうだろうね)」
 「煙草を持ってるんですか?」
と逆に質問されました。その時の、看護婦さんの顔が、
 『持ってるんなら、取り上げるぞ!』
だったので、
 「いや、持ってませんけど。タバコが吸いたいなと思って・・・」
と応えました(実は、持ってたんですが・・・)。
残念そうに(思い過ごし?)、看護婦さん去る。