安善の部屋

築港。

みなとを築く。

危機感覚欠如

2013年10月23日 | 日記
アメリカの大統領と副大統領は、絶対に同じ飛行機に載らない。
日本でも首相と官房長官は同時に官邸をカラにしない。
また、流通末端の「スーパー」でも店幹部の誰かが1名、店に常駐している。

伊豆大島、台風26号被害者は死者25名行方不明者26名。
今なお夜を徹して救出作業が続く。(写真①)
その26号接近の報が乱打されている10月14日、15日、伊豆大島町の正副町長2名とも島に不在だった。
為に住民に避難命令が出されなかった。
「危機感覚欠如」の何ものでもない。
そう云う意味では「天災でなく人災」だったと云える。

因みに2人が帰島したのは「惨事」後の16日夕刻であった。
「レバタラ」の話ではない。
彼が島外から出した「非常配備態勢」宣言時(15日16:00)には
万難を排して帰島するべきであった。(写真②)
「行政の不作為」などではない。
「行政の不作為犯罪」でこの二人、厳しく裁かれるべきである。
また、犠牲となった方々及び遺族から厳しく糾弾されるに違いない。