長男は4歳から高校を卒業するまでピアノを習っていた。そのせいか、小さいときから鍵盤のどこを引いても見ずに言い当てる、絶対音感の持ち主。
大学生になって、ピアノをやめビジュアル系バンドを結成し、ベーシストとしてアマチュアでライブ活動を行っていた。
情報系の学部に進んだものの、1年生の夏、「音大に入り直したいんだけど。」と相談された。
とにかく一生音楽に触れていたい。と、将来のことを考えての相談だった。
超現実主義で空手家のダンナと大喧嘩。
私も長男の才能がどこまでのモノなのか信じてやれる余裕もなく反対し、この話しは終わった。
そして、昨日、就職活動用にと成人式以来自宅に置きっぱなしだったスーツとネクタイを取りに帰ってきた。
今までバンド用にのばしていた髪を短くし、色も抑えて…。
帰りの車の中、CDのムックの歌詞が流れた。
『君は何を抱え 何を捨てて大人になった?痛みを避ける大人になって 夢は見ずに日々を消化して…。』
私は、いつか長男が後悔するようなことはないだろうか?と、ちょっと不安になって聞いてみた。
「音楽で食べて行く気まだあるん?」
「あ~。無理無理。あきらめたわ。」
夜ご飯の後、カラオケへ行った。
相変わらず長男は100点もしくはそれに近い点数を出しまくっていた。
声は全然イケてないし、はっきり言って下手クソに聞こえる。
私の方が断然上手いと思うのに不思議。
これが絶対音感の威力なのかな~?
大学生になって、ピアノをやめビジュアル系バンドを結成し、ベーシストとしてアマチュアでライブ活動を行っていた。
情報系の学部に進んだものの、1年生の夏、「音大に入り直したいんだけど。」と相談された。
とにかく一生音楽に触れていたい。と、将来のことを考えての相談だった。
超現実主義で空手家のダンナと大喧嘩。
私も長男の才能がどこまでのモノなのか信じてやれる余裕もなく反対し、この話しは終わった。
そして、昨日、就職活動用にと成人式以来自宅に置きっぱなしだったスーツとネクタイを取りに帰ってきた。
今までバンド用にのばしていた髪を短くし、色も抑えて…。
帰りの車の中、CDのムックの歌詞が流れた。
『君は何を抱え 何を捨てて大人になった?痛みを避ける大人になって 夢は見ずに日々を消化して…。』
私は、いつか長男が後悔するようなことはないだろうか?と、ちょっと不安になって聞いてみた。
「音楽で食べて行く気まだあるん?」
「あ~。無理無理。あきらめたわ。」
夜ご飯の後、カラオケへ行った。
相変わらず長男は100点もしくはそれに近い点数を出しまくっていた。
声は全然イケてないし、はっきり言って下手クソに聞こえる。
私の方が断然上手いと思うのに不思議。
これが絶対音感の威力なのかな~?