▽血統徒然△

ポストカード印刷

名古屋優駿、タカラアジュディの血統

2004年06月17日 | 地方競馬
ソース
16日、名古屋競馬場で行われた名古屋優駿(3歳、交流G2・ダート1900m、1着賞金3000万円)は、丸野勝虎騎手騎乗の3番人気タカラアジュディ(牡3、愛知・角田輝也厩舎)が、一旦は先頭に立ちかけた圧倒的1番人気(単勝120円)のメテオバーストの追撃をクビ差抑えて逃げ切り勝ちを収めた。

タカラアジュディ

地方競馬に疎い私もこの馬の名前は覚えていました。兵庫CSでメイショウムネノリの2着に来た馬ですね。祖母の父ヴィミーが1953年生まれと、ボトムラインが古臭い感じがします。ボトムラインにはネアルコもハイペリオンも入っていませんので、4分の1異系交配となっております。牝系は戦前から続く旧いものですが、これといった活躍馬はいません。全体的に、地方御用達といった血統です。

[新馬] 馬なら悪魔という名前でもよいのか?

2004年06月16日 | Weblog
ソース
今開催から2歳馬が福島、阪神、函館の3場で一斉にデビューする。例年通り、函館組には好素材がそろった。中でもG1馬スティンガーの弟として注目を集めているのがデビル(牡、栗・森厩舎、父フレンチデピュティ、母レガシーオブストレングス、母の父アファームド)。20日の函館5Rの新馬(芝1200メートル)で横山典騎手を背にデビューを飾る。牧浦助手は「初戦から勝ち負けできる感じです。乗り込みも十分」と迷わず言い切った。

デビル

良血馬がスタンバイOKというニュースなら、それはそれでいいのですが、変な馬名に関して一言も言及しないのはジャーナリストとして如何なものかと思うです。人間の子供に「悪魔」と名づけようとしたDQNがいて話題になりましたが、馬ならええのかと・・・。間違ってこの馬が東京優駿を勝ったりしたら、どうするつもりなのでしょうか(笑)

私的新種牡馬ダービー 国内編

2004年06月16日 | Weblog
○アドマイヤベガ(サンデーサイレンス Hail to Reason系)産駒88頭
△グラスワンダー(Silver Hawk Hail to Reason系)産駒143頭
 アグネスワールド(Danzig Danzig系)産駒47頭
×フサイチソニック(デインヒル Danzig系) 産駒54頭
 ホッカイルソー (マークオブディスティンクション ManO'War系) 産駒7頭
 スピードワールド(Woodman Mr.Prospector系) 産駒27頭
×シルクジャスティス(ブライアンズタイム Hail to Reason系) 産駒47頭
◎キングヘイロー(ダンシングブレーヴ NorthernDancer系)産駒106頭 
 メジロブライト(メジロライアン NorthernDancer系) 産駒56頭。 
 ローゼンカバリー(サンデーサイレンス Hail to Reason系)産駒51頭 
 メイセイオペラ(グランドオペラ Nijinsky系) 産駒52頭 
 マチカネフクキタル(クリスタルグリッターズ RedGod系)産駒9頭 
 トーヨーシアトル(Deputy Minister NorthernDancer系)産駒8頭 
 グレートサクセス(Nureyev Nureyev系)産駒10頭 
▲マイネルラブ(Seeking the Gold Mr.Prospector系)産駒101頭
 ビッグサンデー(サンデーサイレンス Hail to Reason系)産駒17頭。 
 タイキエルドラド(Theatrical Nureyev系)産駒8頭 
 オースミジェット(ジェイドロバリー Mr.Prospector系)産駒25頭。 
 ロードメイプル(A.P.Indy Bold Ruler系)/産駒20頭 

◎キングヘイロー
大物が出るかどうかは微妙だが勝ち上がり率は高いと予想。
○アドマイヤベガ
母系のノーザンダンサーの位置が浅いのが気になる。ハイペリオン含有率が高く。相手を選ぶが大物が出る可能性も。
▲マイネルラブ
岡田総帥のバックアップがあり、既に地方では高い勝率を誇り、大失敗は考えにくい。
△グラスワンダー
萌え度からいけば本命にしたいところだが、自身の血統が完結しすぎており大物が出にくそう。産駒のできにバラツキがあるとの評判で、高評価の産駒は「父に似ている」と形容されることが多い。このタイプの種牡馬は往々にして失敗する。

帝王賞馬の半妹が大差圧勝デビュー

2004年06月15日 | 血統
ソース
6月15日、道営・札幌競馬場で行われた6Rフレッシュチャレンジ2歳牝馬(ダート1000m・1着賞金200万円)は、小国博行騎手騎乗の1番人気ビーフレグラント(牝2、北海道・堂山芳則厩舎)が、2着キンカップに2.2秒の大差をつけて圧勝。勝ちタイムの1分01秒8(稍重)は、初出走としては、5月19日にテラノリファード(牡2、北海道・大崎順司厩舎)がマークした1分01秒7(良、7馬身差)に次ぐもの。着差は6月13日に9馬身差で圧勝したヨシノヘイロー(牝2、佐賀・新原健伸厩舎)を抜き、これまで行われた2歳戦の中では最大の着差となった。血統は父ダイタクヘリオス、母コンサートダイナで、半兄に95年の羽田盃・東京ダービー・東京王冠賞の南関東クラシックを全て2着し、アブクマポーロ、バトルラインらを抑え97年帝王賞を勝ったコンサートボーイ(父カコイーシーズ)がいる。

ビーフレグラント

劇萌え血統です。Fairway 5 x 5 が渋すぎです。スピード血脈を忍ばせながらクラリオン系とハーリオン系で締める♪ フランスでもクラリオン系のオークス馬が出たばかりですし、血統表全体から爽やかな風が吹いてくるようです。

評価方法は8割方忘れていますが、この血統表だとI理論でかなり良い評価が出そうな予感と悪寒(笑)

メジロラモーヌ12番仔

2004年06月15日 | 血統
タニノギムレット x メジロラモーヌ

12番仔ですか。メジロは三連産はやらない方針だと記憶していましたが、連産してますね。メジログリーンが3-7-4-15 メジロディザイヤーが2-1-2-11 メジロブレッドが2-1-0-18 ベッカム・フラックスが一勝のみ。一番良くできた仔で1000万条件なのですから、3冠牝馬としては期待はずれでしょう。メジロマックイーンをつけないのはパーソロン血脈で成功していないからでしょうか?マックイーンxモガミは、そこそこ走っている印象がありますけど。

母父モガミは、かなり情けなく、代表産駒がインターマイウェイ(父ニッポーテイオー)バルブライト(父ペイザバトラー)メジロランバダ(父テリオス)という程度で、頑張っても無理な気がします。個人的には、メジロパーマーをつけてモガミの全きょうだいクロスを作って欲しいのですが・・・
	                    
馬名未定03   	牝	1	鹿毛	メジロライアン
馬名未定02      	牝	2	黒鹿	エルコンドルパサー
メジロベッカム  	牡	4	青鹿	ブライアンズタイム
メジログリーン  	牡	5	鹿毛	メジロライアン
メジロフラックス 	牝	6	鹿毛	ラムタラ
メジロブレット  	牡	7	鹿毛	ティンバーカントリー
メジロモンジュ  	牡	8	黒鹿	リンドシェーバー
メジロディザイヤー	牡	10	青鹿	サンデーサイレンス
メジロテンオー  	牡	12	鹿毛	リアルシヤダイ
メジロリベーラ  	牝	14	黒鹿	シンボリルドルフ
メジロリュウモン 	牡	15	鹿毛	メジロテイターン


仏オークス馬の血統

2004年06月15日 | 血統
ソース
現地時間13日、仏・シャンティ競馬場で行われた仏オークス(仏G1・芝2100m)は、C.スミヨン騎手騎乗の1番人気ラティス Latice(牝3、仏・JM.ベグネ厩舎)がミリオネア Millionaiaに3/4馬身差をつけ快勝。勝ちタイムは2分07秒0(稍重)。

Latice

クラリオン系xミスプロ系ですか。私の好きなニックスで先にフランスで活躍馬が出てしまった。先日のエプソムダービーでもそうでしたが、クラリオン系分枝Ahonooraは父系を確実に残していますね。

未確認情報他

2004年06月14日 | Weblog
■ソース2ch
ノーリーズン、コイントス、ボーンキング、メガスターダム 4頭とも京都大賞典で復帰らしい

ヒシミラクルも復帰するそうですし、気が早い話ですが秋競馬が楽しみです。

■アンカツ語録
「そうですね。新聞も見ないし、展開も考えない。それはそれですごくプラス面があると思う。見た方がプラスの時もあるかもしれないけど、このほうが自分もラクだし(笑)、競馬は思ったようにならないものだから、テン乗りの感覚でやる方がいいと思う。馬はその都度、精神的に違うし、馬場や枠順によってもいろんなことが変わってくる。だったらやっぱりゲートを出てから決めた方がいい」

武豊様とは、かなり対照的な騎乗哲学ですね。個人的には武騎手は1着を取るための創意工夫の天才、アンカツは馬の力をスポイルせずに気分良く能力を発揮させる天才といった感じでしょうか。

キングヘイロー産駒 初勝利

2004年06月14日 | 血統
ソース
13日、佐賀競馬場で行われた1R・JRA認定新馬戦・ルーキーステージ2歳(ダート900m、1着賞金180万円)は、上川薫騎手騎乗の7番人気ヨシノヘイロー(牝2、佐賀・新原健伸厩舎)が優勝。逃げて2着シゲノサイレンサーに9馬身差をつける圧勝だった。1番人気マクロケフェスは6着。勝ちタイムは55秒8(良)。

ヨシノヘイロー

こういう血統馬が佐賀でデビューする時代ですか。4分の1異系交配ですね。900mのダートで9馬身とは、他馬がよほどヘボだったのでしょうか?

血統好きの馬券下手 第弐章

2004年06月13日 | Weblog
なんかこのタイトル既出の感が激しくあるのですがw 血統に萌えて高配当というのは滅多にありません。経験則で申し上げますと、ほぼ間違いない事実です。せいぜいブルーイレヴンが2着に突っ込んで複勝を一寸ばかりというのが現実です。

私の馬券スタイルは血統的に萌える馬の単複を1:2の比率で買うというシンプルなものです。オッズは関係ありません。この買い方だと回収率は6割を切ることは経験則でありません。回収率6割でええのか?と聞かれれば「イエス」と答えます。血統で回収率が100を超えることなんぞ空想です。百歩譲って妄想です(笑)

公営ギャンブルなんぞ、いくら知恵を絞って考え抜いた馬券を買っても、控除率がある以上、原理的に勝てる訳ありません。「俺は勝っている」とヌケヌケと嘯くヤツは詐欺師か知的障害者に決まっています。

長い前触れですが、要はマイネルアムンゼンの馬鹿野郎と言いたいだけでして(^_^; 一方で紛れのない府中の1800mといわれ、一方で堅く収まらないエプソムカップと二律背反なレースで、オケラになってしまった訳であります。理性の働いている状態なら「萌え馬の単複を買っても、ほぼオケラ」を察した時点で馬券を買うのを諦めるのが、ワタクシのスタイルであったわけですが。夏期賞与で懐が暖かいのを良いことに調子に乗って、ボックス馬券を買って自爆したわけです。マイネルアムンゼンを無視して

マイネルアムンゼン

一言で言えば「萌えない血統」、端的に言えば「萎える血統」な訳でして、この血統表を閲した時点で「昨年の覇者」とか「ペンタイア産駒は府中で爆走する」という情報が遮断されたわけです。

一番血統に嵌っていた頃は「ノーザンテーストの肌馬にノーザンダンサー系の種牡馬」は間の抜けた配合の典型だったわけで、実際、斯様な血統は重賞どころか1勝するのも大変だったわけで、2年ほどぼんやりと他の趣味に現を抜かしている間に、血統のトレンドが変わっていたわけです。

今回はマイネルアムンゼンの勝利に理性を失い、12Rで更なる勝負をして撃沈するという、己が一番軽蔑していた博打野郎に成り果てて鬱(-_-;

しばらく馬券は封印です、でへへ

追伸:エプソムカップ結果 下位4頭。

15 ミスキャスト アタマ
16 ダイワジアン 1/2
17 マイネルソロモン クビ  
18 ストロングブラッド 1   

萌え馬4連複逆ゲット・・・_| ̄|○

百花繚乱 エプソムカップ予想

2004年06月12日 | Weblog
正直、萌え馬だらけで信条としている単複勝負が非常に難しい。こういう人気の割れるレースは新聞の印通り素直に4点ぐらいのボックスで意外な高配当というパターンが多い。出走馬の父系が多彩で、素敵なG3。

◎ダンツジャッジ

連闘得意、距離得意とはいえG1を叩き台にするのは、消耗が多すぎるのではとも考えたが、名より実を取る山内厩舎。馬体重とパドックに注目。牝系スターロッチ系・父系がマンノウォー系で当然、萌える一頭♪

○ハレルヤサンデー

ここ2走は複勝を取らせてもらったので「状態は前走以上・距離はベスト」のコメントを信じたい。デビュー当時から追いかけてきた馬で、潜在能力からして重賞を勝てずに引退するような馬ではないだろう。

▲ワールドスケール

Rivermanの3x2のインブリードはイヤな感じだが、それ以外は買い材料ばかり。駒草賞をデムーロ鞍上で勝っており、展開も嵌りそうだ。

×ヤマノブリザード

前走は不利があり度外視。脚を余して負けただけなのにここまでオッズが下がると馬券的に押さえないと駄目だろう(前走1番人気)母父ファルコンも素敵。

馬券は上記4頭のボックス。マイネルソロモンとミスキャストは、勝ったら馬券に関係なく嬉しいので、単複を100円ずつw

ノーザンテーストの現役産駒たち

2004年06月12日 | 血統
ノーザンテーストの遺児たちです。ワンモアバンクオンは昨日ご紹介した、ミカダンディーと同じレースに出走したりしているようです(中京11R 白川郷S)
 ダイワジアン       牡 8 ノーザンテースト   ナショナルフラッグ (美)上原博之
 ビッグテースト     牡 6 ノーザンテースト   クラフテイワイフ   (栗)中尾正 
 サンライズテースト 牡 6 ノーザンテースト   ワカクモライン     (栗)福永甲 
 ワンモアバンクオン 牡 6 ノーザンテースト   サンセットムーン   (栗)池江泰寿
 モガリブエ         牡 6 ノーザンテースト   ユキミザケ         (栗)松田博資
 キコウシ           牡 8 ノーザンテースト   ノースフライト     (栗)加藤敬二
 ショーストッパー   牡 6 ノーザンテースト   アローシヤルダン   (栗)田所秀孝
 イリアンジャヤ     牡 5 ノーザンテースト   ジャドウォル       (栗)西橋豊治
 トウショウスピカ   牡 5 ノーザンテースト   シスタートウショウ (栗)鶴留明雄

障害でG1を勝っているビッグテーストが現役の稼ぎ頭かな。あとは準オープンと1000万条件馬ばかりです。ラストクロップは現4歳のラストリゾートという牝馬で折り返しの新馬戦を勝って話題になりましたが、その後不振で牝馬ということもあり、既に引退しているようです。

ラストリゾート

マルゼンスキーのラストクロップ

2004年06月11日 | 血統
馬柱を見て「あ、この馬の産駒まだ走っていたんだ」と感激することがあるのですが、明日の中京のメインでマルゼンスキーのラストクロップの1頭が出走します。

ミカダンディー

中央で現役のマルゼンスキー産駒はあと三頭だけです。一頭は障害馬で未勝利(キクノプロスパ)もう一頭は近走が四走連続二桁着順で引退間近です(ユウセイント)。

ミカダンディーも準オープンにて頭打ち状態で、これもいつ引退してもおかしくありません。今回も無印ですが、トラックマンのひとりごとコーナーで「素軽い動きで毛ヅヤも悪くない 大穴で一考」と書かれてあります。ひょっとしたらマルゼンスキー産駒の最後の勝利を見ることが出来るかもしれません。応援しましょう♪

宝塚記念ファン投票結果

2004年06月11日 | Weblog
結果

うーん、どうも解せないなぁ。リンカーンて前走の天皇賞では惨敗しているし、唯一の重賞が阪神大賞典のみ。有馬記念2着とはいえ、クリスエスにブッちぎられての2着だし。

それにしても現役馬はカメハメハというバケモノが出たものの、全体的に華やかさにかけますね。去年はずいぶんと豪華なメンバーが集まったのですが、今年はいつもの宝塚記念に逆戻りといった感じですね。

昔から、宝塚記念はG1善戦馬が栄冠に輝くレースという印象があります。その流れからいくと、リンカーンかゼンノロブロイのどちらかで決まりのような予感。