沖縄戦・渡嘉敷島 「集団自決」の真実(曽野綾子『ある神話の背景』改題 WAC)
赤松嘉次大尉は特攻で死ぬべき人であったから村の人たちをどうするということは頭に無かった。 P47,96,122
赤松嘉次大尉は舟に爆弾を積み特攻する人間魚雷であったが機を逸した。大町大佐が出撃中止命令 P45,112,119
赤松嘉次大尉は当時25歳。重大なのは日本軍に撃たれるかも知れないと人々が信じた事だ。 P174,226
防衛隊員大城徳安(教諭)が数回部隊を離れたため敵と通謀する恐れ有りとして処刑した。 P224,233,291,309
米軍により伊江島から移住させられた住民の中から投降勧告に来た男女数名を斬った。 P224
米軍監視下の小嶺武則、金城幸二郎の二人16歳が投降勧告に来たので死を命じた。 P238
本土終戦直後の8月16日、投降勧告書を届けた住民4人のうち誰何に逃げた2人を射殺した。 P241
食料調達は軍は牛、民は豚鶏と分けたが、空腹は軍も同じで徹底されなかった。 P212
イモリは不味くて食えなかった。 P49,209
赤松嘉次大尉は安里喜順巡査に非戦闘員は最後まで生きろと言っていた。 P145,165
現地召集の防衛召集兵が手榴弾を持ち込み後顧の憂いが無い様に家族を手に掛けたのではないか。 P66,139,153,193
島への帰還者が納得する説明として軍の命令ということにしたのではないか。 P194
遺族年金受給の条件は軍の指示命令が有ることだったから住民自決命令を主張した。 P195
座間味島集団自決でも隊長(梅沢裕少佐)の命令は無かったと生き残った女性が娘に告白した。 解説P334
集団自決を命じた村の助役の弟は遺族補償のため梅沢隊長が命令したことにしたと証言した。 解説P334