1989年に建てた自宅は、直径22cm(9インチ)のアメリカモンタナ州産ロッジポールパインを組上げたログハウスです。
15年経ちましたが、先日の震度5弱の地震にもビクともしません。
ログハウスは壁構造の上に建物4隅がL字壁で、一般住宅より壁面積、壁強度があり大変丈夫です。
ただし、輸入住宅を建てる時雨の少ない国の物は、軒や庇は小さいため、多雨の日本に合わせて大きめの屋根が必要です。このログハウスもアメリカのオリジナルの3倍近く軒をせり出しています。
正倉院は校倉造り。天平のログハウスは今も健在!
日本の寺院建築と中国建築との間にある違和感は、屋根の大きさと建物の比率です。
天平の宮大工達は、日本の多雨気候を考えて屋根を大きく設計しなおしていたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c9/f0e229ff7155de1f78586095df20585e.jpg)