こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
モバイルバッテリーには高性能のリチウムイオン電池が内蔵されています。
そのモバイルバッテリーを飼犬が噛んだことにより火災が発生する事例が、日本でもアメリカでも報告されています。
リチウムイオン電池は、他の電池に比べて小さいサイズで大きなエネルギーを得ることができるため、モバイルバッテリーにも使用されています。
ただ、リチウムは非常に可燃性があり、灯油と同じ「第2石油類」に分類されています。
そのため、モバイルバッテリーに衝撃などが加わりショートを起こすと、爆発的に燃える危険があるとのことです。
アメリカの事例ですが、飼犬がモバイルバッテリーを噛んだことにより発火した映像がニュースで流れていました。
飼主の留守中に飼犬がモバイルバッテリーをガシガシと噛んで遊んでいたところ、突然バッテリーが燃え上がり、炎が家中に広がっていました。
火災の危険性を考えるならば、家を留守にするときはもちろん、在宅中であっても、モバイルバッテリーを犬の手の届かない高い所に置いておく必要があります。
さらに、飼犬に注意するのみならず、夏場にモバイルバッテリーを車内に放置したことによりバッテリーが高温になり、発火する事例も多発しているようですので、注意を要します。