こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
2025年1月14日から、元ペットショップ店長の裁判員裁判が始まっています。
起訴されたのは、福岡と佐賀にあるペットショップを経営していた本多道雄(66)という男です。
起訴状によると、本多は、2017年から2022年にかけて、複数の女性従業員に対し、脅して抵抗できなくした上で性交やわいせつ行為をした準強制性交等罪・強制わいせつ罪など4件の罪で起訴されています。
この裁判員裁判の前にも、本多は強制わいせつ罪等で起訴されており、すでに有罪判決が下されています。
裁判が終結しいずれも有罪判決となったのは、次の3事件です。
①2019年、本多の自宅で、女性従業員(当時21)にいきなり抱きつき、左首筋に無理やり鼻と唇を押し当てたうえ、胸を触るなどした(強制わいせつ罪)
②2022年、本多の自宅で、女性従業員(当時22)に抱きつき、胸や臀部を直接触るなどした(強制わいせつ罪)
③2022年、男女5人の従業員に対し、「裏切り者は殺す」などと言いながら、日本刀のようなものを従業員の近くで振り下ろして脅迫した(暴力行為等処罰法違反などの罪)
本多は、「勤務」との名目で女性従業員たちを自宅に来させ、自身の食事や着替え、掃除など身の回りの世話をさせていました。
そして、上記の犯行は本多の自宅で行われたとのことです。
上記事件以外にも、2016年1月、本多は女性従業員の1人から強姦未遂容疑で告訴されたものの、嫌疑不十分で不起訴となったことがあります。
検察によると、本多は、告訴した元 女性従業員を捜し出し拉致して殺害するよう、店の幹部らに指示しています。
しかし、幹部らがその指示に従わなかったため、本多は指詰めを迫ったとのことです。
上記のとおり、本多は下劣そのものの人間性の男ですが、このような人種もペット業界に巣食っているということです。
残念ながら、反社会的勢力も多く参入しているのが実情です。
ブリーダーやペットショップの開業には単なる【登録制】が採用されており、事実上誰でもペット業界に参入することができます。
【登録制】ではなく、厳しい【許可制】に改めれば、反社会的勢力を排除する一助になると考えられます。
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