les 60 ans

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  (60歳を前にして 日々思うこと つれづれに:改題)
 小型AT二輪免許とその周辺の話

小型MT二輪免許への限定解除の件(D012)  小型125MTへ限定解除する人なんていない(4) 二輪車教習項目のこと(C)

2023-10-18 20:30:19 | バイク

小型AT二輪から小型MT二輪への限定解除教習 4時間目です.

やっと次の段階に進めます.

 

いつもどおりの身体のストレッチを行ってから,教習です.

天候が不順です.予報では雨が降っていてもおかしくない時間だのですが,まだ曇りのままでいます.

今回も指導員一人,教習生がわたしとむ一人の方です.

指導員:ではOOOさん(わたし)は左側のZZ号車,XXXさんは右側のXX号車に乗ってください.

 

   ...また普通二輪の赤い色,CB400SF-Kを指定されます.

 乗ってみたいですよ.本当の「普通自動二輪」なんですから.でも違う.これを50分乗りこなせたとしても

教習としてはみとめられないでしょう.

 わたし「わたしは小型二輪なんですが」

指導員は同じ行動をとります.教習原簿を確認してきます

「ごめんなさい.OOOさんはこちらのYYY号車にのってください」

白い色のHonda125Fです.パッと見た目にはべつのところに並んでいる大型教習車NC750Lと同じに見えます.

 でも違う.

 確信します

 小型AT二輪(125スクータ)から小型MT(125バイク)に限定解除する人なんていないのです.

    みな小型AT二輪(125スクータ)から直接普通二輪」(400バイク)に向かうのです.

 

いつもどおり,エンジンをかけて二輪コースを3回周回.スラロームと平均台(一本橋)を繰り返します.

 小型なのにスラロームをするのはATの時も同じです.うーむ.

このあとはスタートとストップの教習です.遠くにある松の木の根本.そこまでにパイロンが何本もならんでいます.

 そのパイロンごとに「止まる」「進む」を繰り返す.

 松の木をまわって,パイロンをS時に繰り返し回る.

 この「止まる」「進む」があい変わらずできません.

 

ここで今日習うべき教習内容を再記します.

 今日習うのは「9,11,12,13」という項目です.

限定解除教習での教習番号

 9.ブレーキ操作 ①エンジンブレーキ
            ア.アクセルグリップを戻すだけの方法
            イ.減速チェンジによる方法
         ②目標に合わせた停止

 11.バランスのとり方(曲線)

     ①姿勢のとり方,視点のとり方

     ②安定した走行

       ア. 8の字(パイロンの8の字を含む)

       イ. 曲線コース(S字)

       ウ. 屈折コース(クランク)

       エ. 連続進路転進コース(スラローム)

 12.坂道の発進

     ①ギアの選択

     ②坂道における重心の移動(前・後)

 13.坂道における停止・および発進

     ①坂道でのブレーキ操作

     ②アクセルグリップおよびクラッチの調和・上り坂における発進

 です.

 *今日からふたたび検定コースを走るのです.

  今回はMT車です.

 


小型MT二輪免許への限定解除の件(D011)  小型125MTへ限定解除する人なんていない(3) 二輪車教習項目のこと(B)

2023-10-13 22:05:37 | バイク

 

小型AT二輪から小型MT二輪への限定解除教習です.

会場は,六〇歳過ぎても入校させてくれたC校です.

 (何度もくりかえしますが.Cは頭文字ではありません.

   前の二校(仮にA校,B校)は入校させてくれなったのです.)

さてこの限定解除教習の教習原簿には,次の四項目の数字が書かれていて,それを教習生たる自分は学ばなければなりません.

 その数字は

   「2-8,10」「9,11,12,13」「15,17,20」「21」

  です.

 わたしは現時点で,「2-8,10」を習得したことになっています.

 その内容は下記のとおりです.

 「9」は今日これから学びます.

1.車の取り扱い ①車の支え方
  ②スタンドのもどし方,かけ方
  ③車の取り回し(前進,後進,8の字)
  ④車の引き起こし
2.自動車の機構と運転装置の取り扱い クラッチ・レバー等の取り扱い
    ア.クラッチ・レバーの取り扱い方
    イ.ブレーキ・ペダルの取り扱い方
    ウ.チェンジ・ペダルの取り扱い方
3.運転姿勢 ①乗車及び校舎の方法
  ②正しい運転姿勢
    着座姿勢の取り方,7つのポイント
4.ブレーキ操作の仕方 ①前輪ブレーキの使い方
  ②後輪ブレーキの使い方
  ③前・後輪ブレーキの同時使用方法
5.発進及び停止の仕方 ①発進の手順
  ②停止の手順
  ③アクセルとクラッチの調和の手順
  ④転倒防止の上手な足つき
6.変速操作の仕方 ①加速チェンジの方法
  ②減速チェンジの方法
7.円滑な発進・加速 ①アクセルおよびクラッチの調節の仕方
  ②円滑な発進・加速
8.速度の調節 加速・減速チェンジ
9.ブレーキ操作 ①エンジンブレーキ
    ア.アクセルグリップを戻すだけの方法
    イ.減速チェンジによる方法
  ②目標に合わせた停止
10.バランスのとり方(直線) ①姿勢の取り方,視点の取り方
  ②安定した走行
    ア.車幅感覚
 

  イ.直線狭路コース


小型MT二輪免許への限定解除の件(D010)  小型125MTへ限定解除する人なんていない(2) 二輪車教習項目のこと(A)

2023-10-12 20:55:41 | バイク

 

 車校での教習は一日1時間

 

そう決めています.したがって教習の進み方は遅い.

本来は3時間+みきわめⅠ時間の合計4時間だけですので,予約をうまくとれば

 3日目には検定試験です.

さずがに私には無理です.体力がありません.

 

教習原簿には4つの項目を習得するように,番号のハンコがおしてあります

*2-8,10

*9,11,12,13

*15,17,20

*21

の4つのことを,できるようになるまで教えてもらうのです.

いま,わたしの教習原簿には

 「学ぶべきこと2,3-8,10」

 「復習 3-8,10」

が2回かかれています.同じように.全く進歩せず.

 

番号は「項目名」です.1から21まであります.

「1」は「車の取り扱い」です.

 ①車の支え方  ②スタンドのもどし方,かけ方  ③車の取り回し(前進,後退,8の字)

 ④車の引き起こし

 今回の教習項目にははいっていませんが,1時間目にすべてやっています.

 

「21」は「教習効果の確認」です.

  場内コースにおける教習効果の確認(みきわめ)

となっています.ここまでいかなくてはなりません.

前回の小型ATは,

第一段階:「1-11,13-15」「12」「16」

第二段階:「1シ」「9-13K,16」「2-8,14」「15セシ」「17」

でした.普通自動二輪車教習(小型AT)と限定解除教習では,やることが違うようです.

  これらの番号については追々書くことにしましょう.

 

2時間乗って私がいまできているのは

 限定解除教習の「2」だけ.「2」は

「自動車の運転機構」であり内容は

  クラッチ・レバー等の取扱い 

   ア.クラッチ・レバーの取り扱い方

   イ.ブレーキ・ペダルの取り扱い方

   ウ.チェンジ・ペダルの取り扱い方

 です.

 すなわち「バイクをとにかく動かして進めて,とめることはできる」レベルにはある,ということです.

 安全にかどうか,スムーズかどうか,まわりにめいわくでないかなどは問題外です.

 

 今日も準備体操して,重いバイクをうごかして,またがって,エンジンをかけて二輪車コースをぐるぐるまわります.

 すこしはスムーズにすすめることができるようになったでしょうか.

 いっしょに教習を受けるパートナーは,やはり400ccです. わたしもスラロームをやります.なぜ?

 平均台:うまくなったものです.台に乗れば落ちることはなくなりました.

 またAT時代からよく行く松の木のほうへ行って,走る/止まるのくりかえしと,ジグザグです.

 

 でもうまくいっているような気がします.

 このくりかえしで50分

 「000さん きょうはうまく止まれるようになりましたね」

  ・・・走れるように,ではなく止まれるように.

  でもこれが大事なのでしょう.右手全開でまっすぐすすむことは誰にでもできます.でも左足でちゃんと一速に戻してさらに左足を地面に着くようにだして

 きちんととまる.(まだ,きちんとではありませんが) これは事故を起こさないために大事です.

  判子がおされます.「3-8,10」ができるようになったのです.3時間かけて.

 なにができるようになったのかは次回.

 

 


小型MT二輪免許への限定解除の件(D009)  小型125MTへ限定解除する人なんていない(1)

2023-09-19 20:41:37 | バイク

 

前回,初めてマニュアルのバイクというものに乗って,とにかく前に進んで,曲がって,停まる(停めるではなく)ことができたのです

奇跡的なことです.

 

今日は2時間目 夜です.もう日差しはなくなり,車校の煌々とした明かりが路面を照らしています.

いつもどおり2輪コースへ.

いつもどおり準備運動

指導員ひとりと生徒もう一人の3人組も同じ.

指導員「では.000さん このx番のバイクつかってください」

 

...違うのです.指導員が示したのは赤い車体の400cc(ホンダCB400F)です.

私は小型なのです.

「すいません.わたしは小型です」

指導員{あれ?)  教習原簿を確認に戻ります.

「しつれいしました.こちらのZ番」のバイクを使ってください.

 白い125のホンダ車です.これからもずっとお世話になるのです.何時間も

 

もうひとりの教習生は400のほうです.

つまり,

二輪車の限定解除」の教習で「小型MTに限定解除する」人なんていない

のです.

このあとの教習でも,同じ間違いを複数回されています.

 

2輪コース内を2人(もうひとりの教習生)とともにぐるぐる回ります.

次はスラローム.繰り返しですがわたしは「小型」なのでスラロームの必要はないのです.しかし400の方の教習に合わせた内容になっていきます

スラローム:できるんです.車体をややまげるだけで進んで行くことにおどろきを感じます.自分が意識しなくても,バイクの車体が勝手に曲がっていくようです.

おそらくこれが,バイクの特性なのでしょう.その方向を向いてハンドルをきってアクセルを維持(Youtubeではすこしまわす:という意見が多いようです)すれば

 バイクはその向きに進んで行くのです.

 

平均台:これも信じられないくらい簡単に進めます.後輪が乗れば.

 前輪からそのまま落ちて後輪が全く乗らないこともあります.

 とにかくその繰り返し

授業の後半は「発進」と「停止」です.

125ATでもさんざんやって,ずっとできなかった「短い距離のコーンのところまで走って,とまる」を繰り返すのです.

 *まずエンストして発進できない

 *スタートしたあと暴走する

 *当然停まれない 

 *急なブレーキでエンストしてとまる

の繰り返しです.

 もうひとりのかたも,最初はそうでしたが,2クール目でうまくいくようになっています

 私は3クールすぎてもダメです

 

コーン(パイロン)が5-6本ならんでいるところを,左右にふりわけて走っていきます 2速

 もちろんできません.パイロンを1本飛ばしで.指導員の軌跡とちょうど2倍周期の逆位相で走っていきます.

 

これをくりかえした後で,直線を1から2速,3速へとあげて,また下げていくことを繰りかえします.

 

ふたたびスラロームと平均台で今日は終了

指導員「000さん まだ発進と停止に問題がありますね.もう一時間同じ教習を受けてください」

 もちろんです 事故は怖い.ほかの教習生や車校にもご迷惑をおかけします

 つかれて,汗だくになって本日は終了.

 

かんがえてみると,乗る車両(ATかMTか)が違うだけで同じ教習内容なのです.

前回のAT同様,時間をかければダイジョブです.

 ...ココロが折れないように.

 

  

  


小型MT二輪免許への限定解除の件(D008)  はじめて「バイク」を「操縦」する

2023-08-25 21:19:06 | バイク

 

 車校でバイクの教習です.

自分でギアを操作して前に進む二輪車です.

自分で動かして,かろうじてとまることができます

 

 それが,初めての平均台(一本橋)で落ちなかった.

 

 秒数はわかりません.

 しかし125ATで大変な思いをしたこの「30cmX15m」を走り切るっことができたのです.

 

 指導員「はい,ではまた周回してください」

 おなじように二輪車コースを3回まわります.

 

 指導員「ここでとまってください」

  指導員のそばで停まろうとします.

  かなり手前でエンストして停まってしましまいます.

  右手でスイッチをいれて,エンジンを作動させます.

  右手を回して左手をうごかして,まえに進もうとします.

 

  またエンストします.

 

  指導員「ギアを踏んで一速に入れてください」

   ギアが変わっていたのです.左足を踏んでギアチェンジ.

  なんとか進んで行きます.

  指導員「ではスラロームに入ってください」

   指導員がそのままスラロームのパイロンの間を進んで行きます

  自分もそのあとをついていきます

  

  125ATの教習の時のにもスラロームはやりました.全くできませんでした.

  しかし,このたびは違います.ゆっくりだからなのか,あるいは他の理由なのか.

  とにかく5か所のスラロームのパイロンを倒さずに通過できています.

 

 もしかして,自分にはバイクの才能があるのでは?

 大きな勘違いです

 

 この時間はこれでおしまいです.

 指導員「停止と発進にはまだ問題がありますね

     もう一時間同じ練習をしてください」

  ......当然です.

 何時間でも乗ります.時間はあるトシヨリです.