東京都府中市にあります東京都府中運転免許試験場からお送りします.
天候は晴れ.走路は乾いています.良の状態です.
地下食堂でカレーを食べて3時前まで時間をつぶします. この時間に食事や喫茶をする人は少ないのでしょう.それでも7-8人のかたがたが座っています.
食堂を出て地上階に上がります.免許証の出来上がりは4時近くになるはずですので,建物や敷地内をうろうろします.不審者です.警察の関連施設内なのに.
外に出ると,日本赤十字社の献血車が停まっています.まえにも書きましたがもう献血できる健康状態ではなく,また年齢の問題もあります.
建物の正面向かって右側へ行ってみますが,すぐに「入れません」とあるフェンスにぶつかります.大昔.30年以上前にはここに二輪車の試験コースと木造2階建ての建物がありました.まだ「大型自動二輪車」運転免許のない時代で,教習所で取得できる二輪免許は「中型限定」(400ccまで)というやつでした.
昭和50年代から平成時代のはじめころまでにこの府中試験場にくると,二輪車免許試験を実施している様子を見ることができました.金網フェンスの向こう側を二輪車の試験車が走っていきます.私がはじめて運転免許証を取得したときは,出来上がるのに数日かかりました.そののちには当日の遅い時間にできるようになったのです.受け取るまでの時間,あるいは試験場での筆記試験の結果待ちなどのギャラリーがここに集まっていましいた.もちろん,本当に「二輪車実技試験」の様子を見に来ている「限定解除」希望者もいたでしょう.私は二輪免許に縁がありませんでしたが,そのころから二輪車というものにあこがれていたわけです.
建物の左側に「受験者待合室」(控室だったかな)という,地方でよく見る「乗降客が多いバス停で屋根のついているやつ」みたいなものがあり,そこに多くの人が出入りしています.午後3時ですが,これから試験があるのでしょうか.大変です
建物の中に戻ります.入って左での売店には,本当にいろいろなものを売っています.警視庁のピーポ君のグッズなど.ほかでは売っていないでしょう.
私は長年,「ピーポくん」というのは「パトカーのサイレンの音」だと思っていました.私は間違っていました.警視庁(あるいは他県警)のパトカー(白バイ)サイレンは「ウーーーーーーー」です.「はい,前方のxxxx番の@@@(車名)の運転手さん.左に寄せて停まってください」 おそろしい一瞬です.免許証のゴールドが消える瞬間です.
サイレンが「ピーポー」なのは救急車です.東京消防庁や消防本部です.3年間のCOVI-19の間,大変ご苦労様です.
警視庁のウエブサイトにピーポくんのは名前の由来があります.すなわち
「ひとびとの「ピープル」と、警察けいさつの「ポリス」の頭文字かしらもじをとり、都民とみんと警視庁けいしちょうのかけ橋はしになることを願ねがって「ピーポくん」と名なづけられました。」
...私は長い間知りませんでした.
閑話休題.
建物の上のほうに上がっていきます.