久しぶりに来るC校の二輪車教習コースです
昨年卒後したときには,「もうここには来ないんだ」と感慨にふせったものですが.
いま,こうしてヘルメットとグローブを手に同じ場所に立っことになります.
教習の1時間目
小型AT二輪で通っていた時と同じように,プロテクターとゼッケン(赤色)をつけて教習コースに入ります.
入り口の屋根が低いので,自然と教習コースに一礼してから入ることになります.
「今回もよろしくお願いします」
さて.入ってみると私を含めて6人くらいの方がいます.もちろんみなさんは,わたしよりはるかに年齢が下でしょう.
車校のチャイムが鳴って,指導員の方3人がやってきます.
指導員の方の自己紹介の後に,ストレッチ.これも昨年やったことです.トシヨリにはすでにきつい.
では@@さん(自分)とXXさん,こちらへ.
指導員:「ββさんは限定解除ですね」
私の名前@@というのはすこし珍しいものなので,よくこの間違われ方をします.60年慣れています
私「@@です」
指導員:教習原簿を見て「ごめんなさい @@さん」
もう一人の教習生はは普通二輪の通常の教習のはじめです.
指導員「ではあちらに行きましょう」
二輪車が多く置いてあるところに行きます.
指導員「ではββさん,XXさん(もうひとりのかた)」 もう名前が間違っています.もうどうでもいいのです.
「スタンドをはずしてみてください」
二人は違う車体のものですが,同じように両手でハンドルを握り,足でスタンドをはずします
重い!!
昨年のAT125スクータは大相撲の前頭筆頭力士くらいの重さがありましたが.
今回のものは関脇クラスです.
なんとか両手でハンドルを抑えて,足でスタンドを払います.
指導員「ではそのまま後ろにさがってください」
二輪車コースの広い場所まで,二人ともバイクをひいていきます.
指導員「ではスタンドをもう一度かけてください」
ふたりともその指示に従ってバイクを立てます.
このあとの指導員の方の行動.私は考えていませんでした.
二台並んだバイクを横に倒してしまします.
指導員「では引き起こしをします」
小型125MTでも引き起こしをするの?
全く考えていませんでした.
パートナーの普通二輪の方とおなじようにします.
左手でバイクの左ハンドルを持ち.右手でバイクの後ろ部分を持ちます.
左足を前にして膝を立てます.
右足を後ろに伸ばして,バイクのサドルに体をあてて前に押します
*上にあげるのではなく,前に押す
指導員の方は,私のわきに立っています.当然です.事故を起こしやすいのは私のほうです
意外ですがすっと持ち上がります.
指導員「力がありますね」 スタンドをもう一度かけて終了です.
まさか125MTでも「引き起こし」をするとは思っていませんでした.
でも私にもできました.
教習が順調に始まる/続くということを勘違いさせる「引き起こし」でした
モチロン,このあと大変な教習が始まるのです