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怪しい映像?の怪しい事実!

●怪しい映像?の怪しい事実!

1月30日の当ブログに、碧波さんから次のようなコメントを頂いた。

★怪しい映像
普通の旅客機のようにも見えます。燃料を捨てているようにも見えます。でも、燃料は翼部分から捨てるものではないかなと。

この出所不明の映像はなんでしょうね。
http://www.youtube.com/watch?v=-9qC6AlkkNc&feature=related


実はこの映像はコメントを頂く前に一度見たことがあった。碧波さんに返信を書く前に、もう一度映像を見て細部を確認したが、民間航空機の燃料廃棄と判断し、ケムトレイルとの関連性は薄いと見て、コメントを書いた。以前この映像を見たのは米軍のKC-135関連の映像を探していた時であった。この映像を見た時の前後に、軍用機や民間機の燃料排出の映像を見ていたので、そのイメージから抜け切れずにいたのである。

そしてさらに大事な2つの事を見逃していた。それは機体を所有する航空会社名と、燃料廃棄にしてはあまりにも短時間で大量の液体の排出が完了したことであった。

この映像が実は重大なメッセージを持っていたことに気づいたのは、次の記事を読んだ時であった。
「ケムトレイル・気象操作掲示板」2月15日の月のひつじさんの投稿コメントである。

●ケム散布機の内部写真ではない!という記事
http://hidebbs.net/bbs/kisyo?sw=t

元記事は
http://www.rense.com/general80/inside.htm
飛行機内部の写真も衝撃的であったが、私が最も注目したのは次の記事であった。
月のひつじさんの翻訳を同掲示板から引用させていただく。

(引用開始)
CIAのfront(Evergreen Air)は、アリゾナ州MaranaのPinal Airpark内に、40年以上も前からあるCIA/NSAの秘密施設である。そしてそこは、1998年の終わり頃アメリカ全土において始まった「密かな」ケムトレイル散布計画を遂行すべく、あらゆるタイプの航空機の部品を変えるための主要な変更センターである。これに先立ち、合衆国のいくつか選ばれた地域に対して、これらエアロゾル散布計画で使われるあらゆるテクノロジーをテストし、航空機の性能安全圏と大気の最適条件に関するパラメータを測定するためにケムトレイル散布が行われた。ひとたびこれが実行されると、計画は全土に渡って開始され、複数のコードネームの元に現在も遂行されている。最も一般的に言われているのが「クローバーリーフ作戦」と「レインダンス作戦」である。全米散布が始まって数ヶ月もすると、1ダース以上もの国々がケムトレイル散布を行い始めた。(最も著名な例外は中国共産党で、当然ながら参加を拒否した...)
(引用終了)

CIAのfront(Evergreen Air)とあるが、Evergreen Airとは正式名称 EVERGREEN INTERNATIONAL AIRLINESであり、一般的には貨物専門の航空会社である。世界中にサービスネットワークを持ち、日本の航空会社や運輸会社も顧客である。しかし何と言っても最大の顧客は「Air Mobility Command(米空軍 航空機動集団)」なのである。CIAのfrontとは、CIAの「フロント企業」という意味であろう。

この箇所を読んだ時、例の怪しい映像の航空会社が閃いた。白い機体にグリーンの文字。EVERGREEN INTERNATIONAL AIRLINESの所有機だったのである。早速EVERGREENのHPにアクセスして、怪しい映像の飛行機の正体が即座に判明した。それは同社が所有する山火事消火用の「スーパータンカー」であった。

●EVERGREEN AIRトップページ
http://www.evergreenaviation.com/
●Supertanker
http://www.evergreenaviation.com/supertanker/index.html

ケムトレイルは軍用機だけでなく、民間機を装った機体が存在すること。またケムトレイル用の改造を担当するファクトリーが存在するであろう事は想像していたが、その一つがEVERGREENであることが分かった。「スーパータンカー」はケムトレイル散布機のテストや散布にあたって、まさにうってつけの隠れ蓑になる。

ボーイング767のケム散布機を調べた際に、軍に関係の深いチャーター便やカーゴ便の会社が怪しいとにらみ、同社が所有する機体をデータベースから調べたことがあったのだが、ヒットしなかった。ついでにHPまで確認するべきであった。
碧波さんの慧眼と月のひつじさんの翻訳に感謝したい。

今思えばこの映像のタイトル(Captain we have a leak...)も意味深であった。映像をアップした人物がキーワードを「Supertanker」や「Firefighting」としなかったのは、特別なメッセージを伝えたかったのかもしれない。
最後に興味深い一枚の写真をご紹介する。

ケムトレイルは写真だけでは判断しにくいものであるが、これが単なる飛行機雲に見えるだろうか。画像の解説も良くご覧いただきたい。

●いちおう民間機とされている飛行機が作り出す美しい飛行機雲!
http://www.airliners.net/photo/Evergreen-International-Airlines/Evergreen-International-Airlines/1188025&photo_nr=60&prev_id=1190159&next_id=NEXTID

機体はEVERGREENの所有機である。撮影場所はドイツである。

コメント一覧

フォトン
月のひつじさん
はじめまして。ケムトレイル掲示板は時々拝見させていただいております。また、ご訪問とご丁寧なコメント有難うございます。

私がかねてから疑問に思っていたことが、月のひつじさんの記事で、一挙に見えてきました。お礼を申し上げます。

海外サイトの翻訳のご苦労は良く分かります。それだけに価値があるものと思います。今後とも様々な情報のご発信を宜しくお願いいたします。

フォトン
有難うございました。
碧波さん、有難うございました。おかげさまで、色んな発見をしました。本日の記事にその一部がまとめてあります。

最近はこの種の情報提供に対して、様々な妨害行為も目立ってきているようです。その為情報提供者も警戒して、ストレートに情報発信をしなくなっています。もちろん、情報を錯乱させるための偽情報も混じっている可能性も高いようです。それだけに受けて側が柔軟な感覚を持って判断し、受け入れなければなりません。

良い勉強をさせて頂きました。
月のひつじ
ありがとうございます
初めまして。フォトンさんのブログは、いんきょさんの所で以前教えて頂き、以来時々覗かせて頂いておりました。
このたび、掲示板に上げたこちらの拙ない訳をお読み頂いたばかりでなく、こちらがわからなかった事を詳しくご説明下さりありがとうございました!(frontもEvergreenも意味がよくわからなかったので英語のままにしてあった次第です・・・^^;)先ほど、いんきょさんのケム掲示板の方で少しご紹介させて頂きました。よろしくお願いいたします。
例のケム散布機内部の写真かどうかの問題も、真相はますます怪しそうなんですが、こちらの方も何かご存知でしたらまたお教え下さい。それではまたよろしくお願いいたします。
碧波
疑問
私が疑問に思ったのは、この近い距離で(ズームかもしれませんが、超望遠といったレベルではないと感じました)、誰が、何の目的に撮ったかです。タイトルも「リーク」であり、意味深だと感じました。
ジャンボにかなり近い位置で、複座戦闘機の後席から撮ったのではないかと。ジャンボが二機並ぶのはあまりに不自然ですから。下から見て、驚かれるだけです。でも、ジャンボ機を警護して戦闘機が飛ぶという構図は不思議ではありません。
燃料を捨てる光景を、わざわざそこまでして撮影するのだろうかと感じたのです。

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