船から 三十分ぐらい花火を見たら 終わりでした
これから 迎えに行くのですが 見学の船が帰るまで
監視員さんのお仕事は 終わりません
監視所になっている 台船のそばで 待機
石橋 すぐに飽きてしまって 船の上で 転がるは
ヨガのポーズなんかしてみたり ダレダレでした
もちろん 夜の船です 救命胴衣は着用済み
運河といえど 危険のかたまり 特に 今夜は いろいろな船が
集まっているので うちのチビ船 他の船の横波くらったら
簡単に転覆でございます なんて ごろごろしてましたら
やっぱり 落ちちゃった人いました 監視船から台船に
乗り移るときに なんだか 落ちてました
ちゃんと 救命胴衣も開いて 人もたくさんいるし
浮き輪投げてもらっているので 安心でしたが 台船に
上がれないのでした 男の人が何人もで 引き上げているのだけど
上がらない というわけで 一回 家のチビ船に 引き上げることに
でも うちには 能無しの石橋と 操舵中の父しか おりません
というわけで 監視員関係のお兄さんが(勝手に水上警察の人とする)
お手伝いにひらりと乗船 父と二人で サクット救助
流された荷物も拾いに行く
しばし 石橋 美しく鍛え上げられた後姿 見学
いいねぇ 水上警察
スリリングな花火見学の夜でした
ちなみに 迎えに行った組合の人は 女の人でした
親切なはずだわ まったく 爺め