なるために
其の一
「人形作家」 と いう
肩書きのついた
名刺を つくる
其の二 営業に行く
「イラストレーターになるには」 という質問に
リリーフランキーさんも そのように お答えでした
まだまだ 夢やロマンでパンパンで お肉もはち切れんばかりの
若かりし日に 「漫画家」になりたかった石橋は
漫画家のスタイルに 憧れていただけで 漫画が
描けるわけでも 漫画が描きたいわけでも
なかったみたいだった という 大間抜け者なのだ
どうも 作家というと 偉くなって家が建つんじゃないかという
変な妄想が 膨らむらしい
(石橋の場合ですからね 誤解無きように)
石橋の名刺には 創作人形&オーダー靴下 と 書いてある
人形と人形用の靴下を 作る人なのだ だから 家は建たないのだ
時間が加速する・・・
過ぎてゆくことさえも 気づかせぬ程に・・・