「みて!」
呼ばれた気がして
振り向く
まだ 地面には
昨夜の雪が 残っている
とても 冷たい朝だ
「どう みて」 まだ 何もない桜の木が ふわっと立っている
桜の木は 「ふふ」 と微笑む
桜色のベールを 私に見せているのだ ああ もう春なんだね と
私は うなづき ちょっと立ち止まる
早春の桜の木は なんとなく 桜色を木の肌の下で
もうちょいだぜ あたくしの 晴れ舞台 待ってろよぉ と
気合がにじみ出て 桜色を 底光りさせているように 見えるのだ
花の季節よりも 神々しい感じがして 早春の裸桜が
石橋は 好きなのだ 足元には 水洗 あれ?!
水仙も 芽吹いている 緑は 時々 話しかけてくるのだ
花には 水を 妻には 愛を そして 石橋には・・・
カラカラの冬の涙・・・
こぼれて 緑の葉とならん・・・
奥ゆかしさがステキ!!!
それにしてもピエちゃん、詩人だねー
今日の日記は、冒頭がとてもいいわ。
です マダァ~ムさんこそ 奥ゆかしい です
近未来さん
そうそう 直前は さくら色を越え ピンクだよねぇ
あの 寸前の輝きは いいよねぇ
Marieさん
日本は 美しい四季があるのよねぇ
メリ ハリ コシ ヨシ と 刺激的です
そうそう 書き出しね 物書き風に したかったの
たまにね そういう気分の日が あるのだ